五時四十分起床。多忙なのだがスケジュールが流動的で突然ぽっかりとスケジュールに穴が空いたりする。先にできることを、と数日先を常に考えながら作業をするのだが、こんな調子だと、季節が大きく移り変わる時期だというのに、空も木々も花も見ず、風も感じず、ただひたすら書斎にこもって作業、となりがちになる。実際、今日は夕方までずっとこんな調子だったのだが、夕方に脳味噌が限界となり、ウォーキングに出た。マウンテンパーカーにジーンズという格好だったが無性に走りたくなり、1キロだけ、しかもゆっくりではあるが、走った。
村田喜代子「新「古事記」an impossible story〔4〕」(「群像」2021年12月号掲載)。インディオとの会話。日本の自然信仰とつながる部分がある。