わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

十二月にこんな状態になるのは初めてだ

 五時四十分起床。いや、雨音で何度も目が覚めた。耳を澄ますまでもなく、強い雨が降っていることが、そして家の裏手を流れる善福寺川が濁流となっていることが、わかる。豪雨や台風の時の音だ。六時を過ぎると洪水警報が発令された。川の水面はあと1メートルで決壊というところまで来ていた。十二月にこんな状態になるのは初めてだ。警報は八時には解除されたようで、晴れ間が差してきたので一安心だが、やはり異常気象なのか、と考えると、不安は微かではあるが残る。

 仕事が超多忙状態に陥っていたが、ようやく一山越えることができた。今日は落ち着いて作業できるな、と油断しているとトラブルが起こるのが常だが、今回はそんなことはなかった。予想外の動きはほとんどない。溜め込んだ事務処理を、この隙にしっかり進めておいた。明日の午後は半休とする予定だ。

 

 読書は古井由吉「こんな日もある 競馬徒然草(10)」(「群像」2021年12月号掲載)。2006年1月の競馬エッセイの再掲。気候の変動や姉歯事件などがそれとなく触れられている。