五時四十分起床。まだ鼻炎を引きずっている。週末にエアコンのフィルターを掃除したのが引き金になったようだ。ハウスダストアレルギーで喘息持ちでもあるので、大掃除の季節は少々厄介。だが掃除はする。絶対にする。
曇天。ぼくが心に思い描く十二月の空は、こんな空だ。やや重たい鉛のような色の空が平坦に広がる。これが、一月になると青空に変わる。そして二月、また灰色の空に変わる。そして三月、白く霞みながら青空が拡がる。
仕事。昨夜届いて少しだけ作業しておいた某案件の赤字対応のつづき。たっぷり一日かかるかと思っていたが、午前中いっぱいでカタチになった。
午後は少し別件の作業をしてから整形外科へ。TFCC損傷の治療。かなりよくなってはいるが、痛みはしぶとく残っている。
戻って作業再開。また別の案件のプレゼンテーション用のシナリオづくり。最近はプレゼンに準備万端で臨むことが多くなった。スティーブ・ジョブズは五分のプレゼンのために百時間以上準備に費やした、と聞いたことがある。真似しているわけじゃないが、納得できる。
古川日出男「の、すべて(1)」(「群像」2022年1月号掲載)。平成のはじめのころが舞台。それ以上は、今のところよくわからない。文体のクセがすごい。