五時三十分起床。曇天。しばらくすると雨が降りはじめた。雨音が静かに、床づいたに響いてくる。その強弱の変化に、耳を澄ますというより、肌や足の裏を澄ましている。不思議な感覚。
仕事。少々忙しいが、スケジューリングがややこしくなるほどではない。ただ、当たり前のことだが締切の数は増えている。
午後から外出。高輪ゲートウェイ駅のそばにある某団体でプレゼン。いい手応え。ありがたい限りだ。帰りは品川駅から山手線に乗って帰った。
戻ってからは作業をあれこれと。
井戸川射子「この世の喜びよ」(「群像」2022年7月号掲載)。「あなた」と、友達になった女子中学生との口論、そして仲違い。誰にでもあることなのだろうが、年齢差が大きい分だけ、ひたすらに切ない。