わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

その都度、水をグビグビとやるものだから

 五時二十分起床。昨夜は二十三時には寝てしまったから、いつもより長く眠ったことになるものの、ここ数日味わったことのない寝苦しさで数時間おきに目が覚めた。その都度、水をグビグビとやるものだから、トイレにも必ず行くことになる。目が覚めてから思い返すと、俺は水の管か、と、当たり前と言えば当たり前のことを思い、自分が雨樋か水道管のような存在になり、ただただ水を通しているところを想像して、少々馬鹿馬鹿しく思った。もちろん、雨樋の先は尿の出口であるおちんちんにつながっている。

 仕事。某案件のコピーを早々にメールで送り、別の案件、さらに別の案件、もう一つ別の案件、とはしご酒のような仕事の進め方をした。

 パンで昼食。午後は一本の案件に集中して作業。

 夕方、妻とウォーキングへ。ついでに買い出し。

 夕食は豚のしゃぶしゃぶサラダを食べた。

 

 川上弘美「最初に読んだ三島由紀夫の小説は」(「群像」2022年8月号掲載)。連作短篇の最新作。主人公はその男友だちとともに、恋人ができたから会いに来て、という友人アンの家に行く。会話の白々しさ、そして余所者に対するようなふるまいが、軽く描かれているのだが、その軽さが逆にリアルさを高めているような。ちなみに、ぼくが最初に読んだ三島由紀夫の小説は『仮面の告白』。高三の時だったかなあ。