わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

忘れてしまった夢の内容と

 五時四十分起床。とんでもなく大切なことに夢の中で気付いたが、目が覚めたら全部忘れた、というよくあるパターンの目覚め。その内容を無理やり思い出そうとしても徒労に終わることが多いのでほったらかしにし、身支度をはじめる。当然、夜中にひどく寝汗をかき、パジャマがわりのTシャツを着替えたことを思い出した。だがこれが、忘れてしまった夢の内容と関係があるかはわからない。おそらく、ない。

 仕事。某金融系案件。得意先からの指示が明らかに情報過多だったのだが、手を動かしてみたらなんとかなりそうな気がし、実際になんとかなった(気がする)。

 午後、歯科医へ。左上の奥歯は抜歯することになった。抜いた後、レントゲンだけではどうなっているかわからない歯茎の状態を確認し、処置を行い、その後、抜いた歯を戻して再利用するのか、それとも別の処置をするのか、決めるのだという。ちょっと落ち着かないが、まあ、しかたないね。なるようになるだろうし、死にはしない。

 戻ってから仕事再開。少しだけ寝かしてしまった某美容系パンフレット案件。短いフレーズでどれくらい具体的に説明できるか、という挑戦。とてもおもしろく、やりがいがある。

 夕食は妻がゴーヤと麩の卵とじをつくってくれた。うまし。

 

 高山羽根子「パレードのシステム」(「群像」2022年9月号掲載)。祖父の秘密を知るために、主人公は日本で働きながら、学芸員になるために美術を学んでいる台湾人の元同僚に祖父の遺品を見せ、いろいろ話を聞く。歴史、生と死、文化、創作という行為…。とにかく要素が多い。それでいて、スムーズに読み進められる。