わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

眠気は消えず

 今朝も五時四十分起床。曇りという天気のせいもあるのだろうが、夏の間はそれなりに明るさを感じていた時間帯だというのに、今はまだなお真っ暗なままだ。暗い朝は眠気をひきずりがちだ。知らず知らずのうちに目が半分ほど閉じ、掛け布団をはいで上半身を起こしていても、気付けば背が丸まり、アタマはカクンとうなだれた状態になっている。もっとも、ほんの十数秒のことだ。あらま、こりゃいかん、と気合いを入れ直すまでに一分とかかっていないようだが、その一分程度では、眠気は消えず、むしろくすぶる。

 仕事。メールチェックなど済ませてから、銀行へ。外注費の支払いやら納税やら。戻ってからは某家電メーカーの件。昼食後は某飲料メーカーの件。目まぐるしいようだが、実はそれなりにコシを据えて取り掛かるだけの時間は十分にある。考えたことをこねくり回し、没にしたり、やっぱり使おうと掘り起こしたり、とあれこれ優柔不断に思考を巡らしている。

 夕方、郵便物の投函と図書館への本の返却を兼ねてウォーキング。

 夕食を食べながら、録画しておいた「バカせまい史」の小さいおじさん史を見た。ぼくも、釈由美子だけは本当に見ているのだと思った。

 

 工藤庸子「文学ノート・大江健三郎I 敗戦と小説について 大岡昇平×大江健三郎(4)」(「群像」2022年12月号掲載)。『レイテ戦記』の文体は軍事の報告書的なのだとばかり思っていた…。