わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ま、日曜ですから。

 五時四十分起床。曇天、湿度が高い。昨日の雨でまだベランダの手すりが濡れている。今日は雷雨という予報。

 午前中は掃除したりシャツにアイロンをあてたり。妻は個展会場「猫の額」へ。

namake.catkick.com

 

 午後、外出。中央線に乗って新宿へ。荻窪駅に着く直前あたりからポツリポツリと雨が降りはじめ、新宿駅で降りたら豪雨。雹がバラバラと降り、金属製の車両の屋根にあたってカランカランと激しい音を鳴らし続けていた。が、十分ほどで落ち着いたので改札を出た。

 ヴィクトリアへ。某スポーツメーカーの案件のための店舗視察。ついでにランニング用品も見てしまった。ま、日曜ですから。

 髙島屋のデパ地下でパンを買ってから吉祥寺へ移動。吉祥寺でも店舗視察。ついでにアディダスの直営店でランニング用の帽子を購入。白。夏用で生地が薄く、通気性が高そう。こりゃ涼しそうだ。

 吉祥寺美術館へ。「吉野祥太郎 記憶」を観る。さまざまな土地を訪れ、そこで土を使ったインスタレーションで「土地の記憶」を表現するのがこの芸術家のテーマらしいのだけれど、吉祥寺は彼が生まれ育った土地だそうで、それが影響してか、まったく異なるアプローチになっていた。風と光、そして闇。でもぼくは水を感じた。

www.musashino.or.jp

 夕食に、とお寿司を買って帰宅。

 

 鷲田清一「所有について(22) 受託という考え方」(「群像」2023年5月号掲載)。受託という視点から所有を考えると、所有物の継承、永続性という新たな価値というか問題点というか、が浮上する。人間の寿命よりも長く存在する財産の存在は、社会の成立や維持と関係があり…と考えていくと、どんどん「所有」という概念の本質がわからなくなる。

 

 

 

「聴く」ことの力

「聴く」ことの力

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