わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

体の眠気はたちまち頭に

 五時、目が覚めてしまった。トイレを済ませると妙に頭がすっきり冴えているような、不思議な感覚がある。だが体のほうは眠気を引きずっているようで、目を閉じたらその体の眠気はたちまち頭に伝染し、気づけばぐっすり寝ていたようで、あっという間に三十分が過ぎた。五時三十五分、キチンと起床。

 仕事。朝から某販促コミックのネームチェック。その後、別の案件の企画書。

 掃除を済ませてから銀行へ。支払等。二十五日だ。いつもなら高齢者と自営業者でごったがえすというのに、今日は不気味なくらい空いていた。帰りに書店に立ち寄り、コレを購入。教授の追悼特集。彼のインスタレーションが掲載されているらしい。見たことないんだよなあ。

 

 

 午後は書斎にこもって午前中に手を付けていた企画書の続きなど。電話やメールが微妙に多い。

 夕方、妻とウォーキングへ。小さな子どもがクルマで訪問先を離れる際、大声で、何度も何度も繰り返し、バイバーイ、バイバーイ、と叫んでいた。家の子のほうも叫び返している。子どもの頃を思い出した。

 

 石田夏穂「我が手の太陽」(「群像」2023年5月号掲載)。溶接工が主人公の中篇。仕事の失敗で溶接の現場から溶断の現場に移動になり…。主人公は、その切断面に美が感じられないことが不満だ。だが溶断の手順の描写はキビキビとしていて美しい。