あるような、ないような。 - わたしが猫に蹴っとばされる理由

　五時四十分起床。雨。ゴールデンウィークにこれほど強い雨は珍しいのではないか、と思ったが、意外にこの季節は不安定なのかもしれない。五月は風が強い印象がある。これは鯉のぼりのイメージが頭にあるからかもしれないが、スポーツカイトを楽しむなら五月がベストという話を聞いたことも、あるような、ないような。

　仕事。クライアントの多くはメーデーで休みらしく、連絡はわずかメール三本しかなかった。だからといって腰を据えてじっくり作業できたかというとそんなことはない。午後、雨の中を荻窪駅前まで歩き、税理士の事務所で打ち合わせ。終了後、いったん帰宅してからすぐ内科医へ。診察を受け、喘息の常用薬をいただく。それから仕事再開。雨はまだ降っている。

　夕食をとりながら、NHKの動物特番を見る。ペンギンの体の仕組みに驚愕。

　高瀬隼子「いくつも数える」（「群像」2024年5月号掲載）。ひとまわり以上の年の差の恋愛、そして結婚。身近にはいないなあ……。平易でわかりやすいのに実は緻密な文体で、年の差恋愛の危うさを描いている。