わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

足取りが軽く見える

 五時三十分起床。朝風呂。これが習慣になりつつある。

 八時過ぎ、外出。曇天だが気温はそれなりに高く、蒸し暑い。だが昨日よりまましなのだろう。気のせいか、通勤のために駅まで向かう人たちの足取りが軽く見える。ぼくはといえば、汗をだらだらと流しながら駅に辿り着き、エアコンがそれなりに効いた車内でも汗はなかなかひかない。新宿で乗り換える頃になってようやく落ち着いた。

 小石川にて某案件の撮影と打ち合わせ、合計二時間半。終了後、荻窪で食事してから帰宅。

 夕方、近所のクリニックへ。ここ数日、数年前にかかった帯状疱疹の時とまったく同じ症状が出ていたので診ていただいたら、早期すぎて断定はできないが、おそらく帯状疱疹だろうとのこと。この病気、疑わしい場合は投薬したほうがいいとのことなので、薬をいただいた。一週間飲み続けることになる。

 

  紗倉まな「うつせみ」(「群像」2024年8月号掲載)。主人公は整形を繰り返す高齢者ではなく、グラビアタレントをしているらしい、その孫のようだ。不器用な生き方しかできない人の、少しだけ歯車がずれてしまった感じを、淡々と、しかしこれ以上ないくらいリアルに描いている。緻密に描いて言葉を重ねまくっているのではなく、本質を抉り出して、それがもっともよく伝わるエピソードを通じて、シンプルに語っている。文体にも言葉選びにも際立った鋭さがあるわけではないのに、結果として鋭い。