五時四十分起床。まだまだ猛暑が続くという。朝の日差しはそれほど鋭く感じないものの気温はすでに高い。七時前、ゴミ出しの際に、職場での規則なのか、長袖のブラウスとパンツ、パンプスの女性とすれ違ったが、すでに汗だく、しかめっ面をしていた。ぼくも似たような顔だったに違いない。
仕事。某企業のウェビナー案件など。午後は銀行へ。今年最も暑いとテレビで報じていたが、マンションから一歩外に出たら、ここはどこだ、というくらい、おかしな暑さを感じた。それなりに湿度はあるはずなのに、暑すぎるせいか、乾燥した空気が動かずたたずみ、熱をその場に押し留めているように感じた。日差しも強く、半袖では肌を火傷してしまう、と本気で思った。
戻ってからは事務処理を延々と。不要になった経理系の資料がわんさかと。
十八時、妻と軽くウォーキングを兼ねた買い出しへ。日中と比べたらはるかに爽やかで涼しい。風が吹いているからか。
夕食は水茄子の田楽などを食べた。うまし。
保坂和志「鉄の胡蝶は夢は記憶を歳月は彫るか(72)」(「群像」2024年8月号掲載)。すばらしい対談。