五時四十分起床。台風一過。スッキリと晴れて気温が一気に上がる、という印象というか記憶というべきか、があるのだがここ数年はそうでもないことが多い。しかし今日はぼくの持つイメージどおりのようで、雲は多いが夏らしい青空が広がり、気温も朝から高い。
午前中は掃除に精を出す。午後からはしばらくのんびり過ごし、夕方からスーパーへ買い出し。夕食はお刺身を食べた。余ってしまったので、ヅケにした。
夜、ランニングへ。相変わらず夜になっても気温が下がらず、湿度も高く、そして風はほとんどなく、過酷。ペースアップができない。PETボトルをウエストポーチに突っ込んでいたが、あっという間に空になった。しかし、時折吹く風がこの上なく心地よかった。
頭木弘樹「こころをからだで読む」(「群像」2024年9月号)。この評論家?のことは何も知らないのだが、導入分ではカフカの「変身」を、そして本編では漱石の「こころ」を、身体性・肉体性という視点から読むというおもしろい試みをしている。著者は難病を抱えているそうだ。それゆえに、身体と心の結びつき、あるいはその不統一性・不統合性(ゆえに生まれる苦しみ)をより強く意識するようで、その視点が本作には存分に生かされている。