五時四十分起床。曇天。午後から雷雨との予報だが、その通りと思わせる空の色。
仕事。某物流系企業の案件を納品してからは、延々と某IT企業の案件のスケジュール作成。大型案件なのでスケジュールを立てるだけでも一苦労だ。
十四時、蒸し暑い中を歩いて歯科医へ。二年以上治療していた左上の奥歯、ようやく歯が入った。もうすぐ終わる。終了後は荻窪のルミネで買い物しようと思っていたが、雨が降り出しそうだったので断念。すぐ戻って作業を再開した。
夕食は鮭。秋の味覚だが、今日の暑さはまだまだ夏だ。
読書はこれから。川内有緒「ロッコク・キッチン(1)」(「群像」2024年10月号)読了。浪江町、双葉町あたりの、人が戻りつつあるものの今なお立入禁止区域があるあのエリアに住む人々の日常や想いを、食べ物を通じて描くという試み。その一回目に取り上げたのが、2021年にやってきたインド人留学生の女性、そして彼女のチャイを取り上げるというのはいくらなんでもトリッキーすぎないかと思いきや、最高のチョイスだと感じた。被災地の、ウソも建前もないリアルな日常が、外側の視点と内側の視点、両方を持つインド人女性を通じてリアルに、そして優しく描かれている。