五時四十分起床。秋らしい朝だがわずかに桜の葉が色づき落ち始めているくらいで、まだまだ秋の気配は薄い。味覚のほうはみかんや栗がスーパーに並び、ああそうか、運動会の時期か、と気づかせてくれる。この時期の酸味の強い小ぶりなみかんはお気に入りで、見つけるとすぐ買ってしまう。
午前中は掃除をし、午後から仕事。某案件のインタビュー内容の文字起こし。音声認識AIでおおまかには文字化しているが、誤変換は多く、小さな声は人の耳では聞き取れてもAIは無視してしまうことがあるので、結局全部の音声を聞き直し、手直しする必要はある。手間は三分の一程度まで減ったが、やはりイヤホンをつけたまま音声データを再生したり止めたり巻き戻したりを繰り返す作業はあまり好きになれない。
夕方、ウォーキングを兼ねて買い出しへ。戻ってコーヒーをわかそうとしたところ、キッチンの照明が点かないことに気づいた。蛍光管の寿命かと思ったが、チカチカするような予兆がなかったので、もしかしたら器具そのものが壊れたのかもしれない。30年近く使っているから、寿命が来たところでおかしくはない。器具ごとLEDに買い換えることにした。明日、量販店に相談に行ってみる。
夜は「キングオブコント」。や団のお下劣で犯罪の匂いがするネタはとても面白くて気に入ったが、決勝に残った三組のネタも存分に楽しめた。一番好きなのはラブレターズのどんぐりかな。おめでとうございます。
読書は石沢麻衣「鳥を飼うひと」(「群像」2024年11月号)を少しだけ。