わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

原っぱ広場へ

 五時四十分起床。今朝も肌寒い。今日は完全オフだが、いつも通り起床し、いつも通り動物たちの世話をした。動物は人よりも規則正しい生活をするので、あわせてあげる必要がある。

 洗濯、掃除を済ませて妻と桃井の原っぱ広場へ。杉並区の農業祭(だっけ?)が開催されている。お目当ては、区内で人気のパン屋さんが出店しているエリア。一番人気のツェルマットという店は行列がとんでもないことになっていたので断念。ほかの店でいくつか調理パンを買い、帰宅。これを昼食にした。近所のパン屋さんとは目先が変わって新鮮。

 午後はのんびり過ごした。

 

 大谷能生「音と言葉のデジタリティ」(「群像」2024年12月号)。菊地成孔さんと音楽講座を開くなどの活動をする評論家であり、サックス奏者であり、ラッパーでもあるらしい。近代以降の、音楽・文学・哲学の相関性から言葉の本質に踏み込む試み…のように読めた。ぼくは大学時代、ドイツのシュツルム・ウント・ドランク以降、現代に至るまでの文学を含んだ芸術・哲学・政治の相関関係をテーマにしたゼミにいたので、なんだかすごく近いことをしているなー、という感じ。もっとも、ヘーゲルへの理解度がすさまじく高いなど、ぼくがやっていたことが稚拙に思えるくらい高度な内容なのだけれど。それでいて文体は非常に親しみやすかったりするから、さらにすごい。