五時四十分起床。船の夢を見た。昨日は自転車だった。乗りものがつづいているようだ。次は飛行機だろうか。
仕事。朝から大量の資料をひたすら読み込んでいる。読んでも読んでも追いつかず、着実に期限は近づいている。もっとも、まだ少しだけ時間に余裕があるので気持ちにも多少の余裕はできている。余裕が余裕を生む、余裕の連鎖。ただし、これはつかの間だ。
夕食は、妻が買ってきてくれた魚のフライを食べた。ししゃも、イカのメンチ、そして謎の、なんだかよくわからない白身の魚。鱈っぽいと思ったが違うらしい。
奥泉光「江戸の錬金術師」(「群像」2025年1月号)を少しだけ。薗倉瑞軒という江戸時代の医師と彼が書いたとされるが現存していない書籍について書かれているのだが、検索しても出てこないから、おそらく架空の人物なのだろう。手法的には、レムやカルヴィーノっぽいかな。