わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

アスファルトにペタリと

 五時四十分起床。寒いが昨日ほどではない。雨は昨夜から降りつづけているようで、せっかく咲いた桜もこれで散り散り、梢から落ちて濡れてアスファルトにペタリと貼り付いているのだろうな、などと風情もクソもない様子を想像しながら身支度をした。

 仕事。某美容企業のパンフレット。一度書いたコピー、なんだか違う気がしてしまい、書き終わってから全部捨ててしまった。案の定、書き直した案のほうが(個人的には)いい感じになった。

 夕方からは某家電メーカーの案件に取りかかる。こちらもパンフ、というよりカタログ。パンフレットのコピーを書いている時が一番楽しいかもしれない。ポスターや新聞広告も好きなのだが最近は件数が減っているからなあ。新聞広告に至っては2年くらいやっていない。

 夕食を食べながら「水曜日のダウンタウン」を見た。深夜の芸人ラジオだね、これは。めちゃくちゃおもしろかった。

 

 武塙麻衣子「西高東低マンション(11)」(「群像」2025年4月号)。せつなさの濃度が異なる短いエピソードが3つ。

 安藤礼二大江健三郎論(2)」(同誌)。「怪物」という視点から大江作品を読み解くのはおもしろい試みだと思う。60年代後半から70年代は怪物的なキャラクターが頻出するので(「アグイー」なんかタイトルに怪物が入っている)、当たり前といえば当たり前か。90年代後半以降は、怪物感は消えるのだけれど。「共生」みたいなイメージが強くなっていくからかな。

 

 

 

酒場の君

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