わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ゆっくりと薄墨に

 五時四十分起床。この夏はニトリで買ったひんやりするシーツを使い続けていたが、昨夜はやめてみた。これが正解。今朝の涼しさでは身体が冷え切ってしまったかもしれない。

 秋分の日だが、仕事。某生命保険会社の案件を黙々と。作業はそれなりに楽しいのだが、修行のような一面がある案件。

 十八時、妻とウォーキングへ。日は暮れ、空がかすかに夕日を残しつつ、ゆっくりと薄墨に包まれていく。微かに形の見える雲たちはどれもが秋の表情。陳腐な表現を使えば、薄く霞んだ鱗のように高い空に広がっている。

 夕食はカレーを食べた。

 

 井戸川射子「一、二景」(「群像」2025年10月号)。生活というフィルターを通すと、異国が異国であると同時に異国でなくなる。そんな感覚の作品。