昨夜も猫に大騒ぎされてあまり眠れず。近ごろは、これがフツーの状態になってしまっている。しかし睡眠不足はさほど感じていない。昼間に居眠りしてしまい大失態、といったマンガやドラマにありそうなことは今のところ起きていない。せいぜい、就寝前の入浴時に湯船のなかで寝てしまうくらいだ。五時四十五分起床。
早朝より仕事。某生命保険会社DM。近ごろのDMはターゲットの属性別に刷りわけをすることが多い。今回の案件もそうなのだが、それがかなり複雑。どう表現すべきかという問題より、混乱しないようにするにはどうしたらいいかという問題にばかりアタマを使っている。
十九時、散歩へ。西荻窪駅から北に向かって五分くらい歩いた場所にある洋食屋がとても気になった。夕飯時に通りかかるのははじめてだったが、覗き込んだ店の雰囲気や店先に出ているメニュー、料理の写真など、いずれもが妙にソソるのだ。空腹だったからかもしれないが。
カミサンもぼくもここのところ妙に立て込んでいるので、夕食は餃子と春巻で手軽に済ませた。
田中慎弥「燃える家」(1)
二章目は主人公・徹の弟である光日古に焦点が移る。
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