わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2012-11-01から1ヶ月間の記事一覧

眠気とわたくし

六時起床。風邪っぽさ、抜けず。薬を飲む。眠気との闘い。 十五時、後楽園にて打ち合わせ二本。人と会っているときはさすがに眠くならない。 十七時三十分、帰社/帰宅。大騒ぎする猫たちをなだめながら仕事。 十九時、喘息の診察のため河合内科クリニックへ…

週刊モーニング

「カレチ」ついに蒸気機関車まで登場。鉄道の世界、いくらでもネタがあるんだなあ……。 「う」あと2話で終わるらしい。カレチ(4) (モーニング KC)作者: 池田邦彦出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11/22メディア: コミック購入: 2人 クリック: 1回この商品…

無意味の原因

少し風邪っぽいのは、昨夜、吹きっさらしの寒空のもとでしばらく待ち合わせをしていたからか。それとも十年ぶりに食べて胸焼けを起こしたロッテリアのハンバーガー(塩漬けのように塩辛い)が引き金になってガタガタと体調が崩れていったのか。マスクをして…

今日の事件簿

昼寝できず事件 真際のウンコ事件 遠い事件 おしゃべり三連星事件パート1 おしゃべり三連星事件パート2

古井由吉「飜訳と創作と 2012.10.20講演」

「群像」12月号に掲載。古井さんの母校である東京大学での講演をまとめたものらしい。小説を書くということの原点、あるいは軸を、古典に求めている、のかな。ヒジョーにおもしろかったです。群像 2012年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/…

難題/順調

五時五十五分起床。日の出の時刻が遅くなっているからか、西側の部屋で寝ているとはいえ、朝の時間を感覚で掴みにくくなっている。冷える部屋で布団を中途半端にめくりあげ、慢性的な耳鳴りの絶えない聴覚で外の様子を知ろうとするが、さっぱり何もわからな…

保坂和志「未明の闘争」(38)

「群像」12月号掲載。もう、何が何やら。散漫ではあるがひとつひとつ鮮烈に脳内に刻まれている記憶が洪水状態、あるいは大渋滞状態となっている。交通整理は必要ない。混乱を混乱のまま、物語(的な何か)として読ませる技術。あるいは気合い。群像 2012年 1…

スロースタート

六時二十分起床。軽い雨が、時間が経つにつれ本格的になった。午前中は肛門科へ。術後の経過は良好。明日から仕事に復帰してもよい、とのこと。ついでに銀行に寄って事務処理。これは仕事だな。 仕事が間に合わないほど立て込んでいるので、スローペースでは…

はじめての排便

六時起床。痛みはかなり引いている。身支度と動物の世話を済ませ、また横になった。カミサンは個展会場へ。 十二時、昼食。痛みはほとんどない。 食後、便意を感じてトイレへ。術後はじめての排便。おっかなびっくり、なるべくいきまないよう気をつけつつ、…

痔の手術

六時三十分起床。九時、高円寺の内山肛門科胃腸科クリニックへ。手術着に着替え、手術室へ。先生いわく「ねむくなるくすり」を入れたという点滴を打つとたちまち意識が落ちた。麻酔は眠りに落ちてから打たれたようだ。朦朧としながらではあるが、手術は順調…

大江健三郎「晩年様式集」(11)

「群像」12月号掲載。四国のギー兄さんの根拠地だった場所からやって来たギー・ジュニアと長江古義人との対話、というか、古義人の作品『懐かしい年への手紙』をテーマにしたインタビュー。 ギー兄さんは創作上の人物だが、本作では実在した人物として扱われ…

おいしゅうございました。

六時四十五分起床。かなりの寝坊。雨。午前中は徹底的に掃除。カミサンは個展会場へ。「なまけ猫王国 こねこねこ」2日目。おかげさまで盛況のようだ。ありがとうございます。 乾麺の蕎麦で昼食。義父母からいただいた竹輪があったので、オーブントースターで…

週刊モーニング

「社長 島耕作」加地隆介の息子が防衛副大臣に就任。また国際政治のエピソードがつづくのかな。それともこれは一旦ここで終了か。島耕作、右傾化している。当然の流れなんだろうけれど。社長 島耕作(13) (モーニング KC)作者: 弘兼憲史出版社/メーカー: 講談…

気づけば正門

六時三十分起床。昨夜は遅くまで仕事していたので六時起床は断念。しかし七時には必ず療養中のセキセイインコのぷっちゃんの体重を記録し投薬しゴハンを与えなければいけないので気合いで起きた。 カミサンは個展会場のギャルリカプリスへ。今日から「なまけ…

今日の事件簿

勝新太郎と遊んだ夢を見た事件 忙しいよー事件 天才 勝新太郎 (文春新書)作者: 春日太一出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2010/01メディア: 新書購入: 7人 クリック: 56回この商品を含むブログ (66件) を見る偶然完全 勝新太郎伝作者: 田崎健太出版社/メー…

町田康「ホサナ」(4)

「群像」12月号掲載。ついに「私」は自宅でバーベキューを行うのだが、案の定、めっちゃくっちゃなことになる。その描写の人間性のなさといったら。圧巻。群像 2012年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11/07メディア: 雑誌この商品を含む…

平穏なる一日

六時起床。不思議な夢を見た、という印象だけは残っているのだがその残り方が妙に散漫で、うまく記憶をたどることができない。目覚めてすぐに書いた夢に関するメモを見てみると「中村雅俊/旅行」とあった。 仕事。なんやかんやとめまぐるしい。 午後、散歩…

長野まゆみ「P.」

「群像」12月号掲載。奇跡のような短篇。なぜなら、すべての要素が意外だから。最初から最後まで、意外性の連続。こんなおかしなことをしても成立してしまうんだから、小説ってのはすごい文学様式だとつくづく思う。もちろん長野まゆみの技量にも感嘆。群像 …

切れる女

六時起床。眠った記憶がないのだが夢を見た記憶はあるというのはどういうことだろう。眠りが深かったのか、それとも浅かったのか。 仕事。集中できてはいるのだが、こまめに途切れる。 午後、リクシルから紹介されたサンウエーブの営業担当者が来訪。女性だ…

ザハール・プリレーピン/沼野恭子訳「おばあさん、スズメバチ、スイカ」

「群像」12月号掲載。作者はロシア人。農村の牧歌的な情景かと思いきや、意地悪さややけっぱちさといった辛辣な感情がむきだしに描かれている。よくわからない部分もある。群像 2012年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11/07メディア: 雑…

夜猫

もんどりうちつつも横になればそれなりに睡魔は訪れ、いつしか眠りに落ちてはいたのだが、なにかにつけて猫に起こされ、おれは腹が痛いんだ、ほっといてくれ、ねかしといてくれ、とつい文句をたれるのだが、その後は布団に潜り込むのではなく、猫トイレを確…

下痢

六時三十分起床。朝から仕事。雨が降りはじめる。午後、水回りのリフォーム屋が来訪。浴室リフォームの見積を依頼。 夜、雨が激しくなった。嵐のような雨音。風。 夕食後、猛烈な腹痛に襲われトイレに何度も駆け込んでしまった。力尽きた。早寝。この日記は…

NTカッター

大学を出て初めて入社した会社で、配属した日に定規、はさみ、カッターが支給された。カッターはベージュ色のホルダーのスタンダードなもの。メーカーはオルファではなくNTだった。これがとても使いやすくて、版下いじりなどで多用していた。退社するとき、…

週刊モーニング

正確には昨日ある程度読んだのだが、麦次郎のてんかん発作が起きたので書けなかった。ま、たいしたことを書くつもりはないけど。 「グラゼニ」英雄譚はそう長くつづかない、ってことなのかな……次回が気になる。 「社長 島耕作」すげえ。漫画の世界でも衆議院…

デイヴ・エガーズ/岸本佐知子訳「テオ」

「群像」12月号掲載。主人公は巨人。切ない片思いの物語。一種の逃避なのだろうけれど、そこにも確実に救いはある。ただし、それが持続するのかは別問題。永遠なんて、ありえないのだから。群像 2012年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11…

荒唐無稽なことも含めて

六時五分起床。五時五十五分に目が覚めたが気づいたら六時を過ぎていたのは、おそらく無意識のうちに目覚まし時計を止めてしまっていたからだろう。こんな時、ヒトは深層意識だけで行動しているのか、それとも表層意識がそうしているのだがそれを記憶できず…

久々のてんかん

六時三十分起床。花子も麦次郎も夜中に大騒ぎで、ほとんど眠れず。うっすらとへばりつくような、軽いのにしつこい眠気をふりはらいながら朝から仕事。 十二時、麦次郎がてんかん発作に。3カ月ぶりくらいだろうか。前回ほど激しくはなさそうだ。ひんぱんに発…

津村記久子「台所の停戦」

「群像」12月号掲載。母、私、そして娘。台所という場所を題材に、受け継ぐことと受け継がないこと、教えることと教えないこと、を書いている。母への反抗、ってことかな。群像 2012年 12月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/11/07メディア: 雑…

高村薫「生還者」

「群像」12月号掲載。いやあ、驚いた。ミステリー作家と思われているが本人は純文学志向が強い、ということをどこかで読んだ記憶があるが、本作はすさまじい実験小説。時系列も空間も意識もねじれてとぎれて、それでいてひとつの世界をシッカリと構築できて…

使命の歯科医

五時五十分起床。いつもどおりの朝。しかし昨日より冷え込みが強い。結露も多い。 朝からせっせと仕事。ぎりぎりの綱渡りのような作業か、と思いきや、意外にすんなり片付いたのでやや拍子抜け。余った時間を有効活用して事務処理。 十八時、足立区の竹ノ塚…