わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2015-09-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の事件簿

ちょっと慌ただしいね事件 墓石ガラスコーティング事件 珈琲とお墓事件 モンティカティーニの泥事件 敵じゃないじゃん事件 ぷっちゃん少し食欲落ちてるけど粟穂を見せると大興奮してバクバク食べる事件 麦次郎はずっと寝てるよ事件 スマホのバッテリーが干上…

グサリ

六時起床。体は疲れているのに熟睡できず。何度も目が覚めてしまう。 猫元気、トリ元気。麦次郎に皮下輸液をしたあと、注射針にカバーを付けようとしたら誤って自分の指をグサリ。疲れている証拠かな。 午前中は銀行まわり。午後は書斎で仕事。某案件の資料…

十五夜お月さん見て走る

六時十五分、朦朧としながら起床。体が重いのは、昨日歩きすぎたからか(靴はドクターマーチンだった)、それとも昨日食べ過ぎたからか。はたまた、単に怠惰な気持ちが強まっているだけか。 麦次郎は相変わらず。ぷちぷち、体重が0.5g落ちて39g。これでも標…

そんな性癖は、ない。

例によって四時三十分に一度麦にごはんを与えてから、六時にきちんと起床。またごはんをねだられたのでお皿に20gほど盛ってあげると、ガッツガッツと食べたのだが、その場で全部吐いてしまった。心配するような吐き方ではない。いつものことだ。しばらくカミ…

今日の事件簿

ちょっと早起きだよね事件 雨の銀行事件 雨のベーカリー事件 血痕のついたエコバッグ事件 血痕じゃなくてジャムの染みかも事件 ル・コルビュジエと睡魔事件 最後のかまくらカスター事件 まだ使えない事件 明日は湯島のはとこの店へ事件(明日ってことは事件…

恒例の遊び

五時三十分、麦次郎のゴハン催促とオシッコ全こぼしを目覚ましがわりにして起床。 ぷちぷちは元気ではあるが、時折腹が重そうなそぶりを見せる。痛くてつらいということではなさそうだ。よく鳴くし、よく食べるし、よく文句を言う。 仕事。連休中に進めてお…

好きなことしかしていない(猫のゲロとオシッコの始末を除く)

六時起床。「あまちゃん」、「まれ」。 カミサンは横浜のイベントの最終日。ぼくは仕事がようやく落ち着いたので、今日は終日オフに。掃除とアイロンがけを済ませ、麦次郎をいじりながら、そしてぷっちゃんの様子をときおり気にかけながら、のんびりと読書。…

佐々木敦「新・私小説論 第一回 「わたしの小説」と「一人称の小説」」

「群像」2015年10月号掲載。以前不定期連載していた評論「新しい小説のために」の最終章のタイトルが変更になってしまった。それくらい「私小説」は現代の日本の文学において重たくてわけのわからないテーマということになるのだろうけれど、正直、私小説ら…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近世篇22 遠い祖国と短い時間」

「群像」2015年10月号掲載。西洋における「王の二つの身体」に至るプロセスの一部として、著者は「祖国patria」という概念を引っ張り出す。ぼくらの感覚では、祖国とは自分の生まれ育ったこの国のことを指すわけだが、キリスト教文化においては、祖国とは神…

古井由吉「道に鳴きつと」

「新潮」2015年10月号掲載。世田谷の十一階建て集合住宅に住む語り手(たぶん古井さん本人…というのは、本作は小説というより限りなくエッセイに近いので)が、偶然耳にした時鳥の声。そこに過去の、さまざまな人の、そして自分自身の、不安の記憶が重なり合…

さらっさらの鳥とベッタベタの床/高速の代償

五時三十五分、どうせ叫ばれ起こされるんだから、と、だらける麦次郎の先手を打つように起床し、ごはんを与えようとしたら、用意をしているあいだにアオオオオオーンと鳴かれた。早朝から敗北者の気分だが、実際のところはぼくは何者にも負けてはいない。で…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」(22)

「群像」10月号掲載の後半を読んだ。猫のドルフィーが、光を発しながら新宿のせまっくるしい飲食店(兼反社会的組織のアジト?)の窓から外へ飛び出していく。店をまかされていたプロ棋士は、ドルフィーを追って外へ…。 この作品に登場する男性、全員イカれ…

それはおそらく職じゃない

五時二十分。もう、ヤツの足音だけで目が覚めてしまう。リビングから出てきて、玄関に向かってまっすぐ伸びる廊下をテクテク。若いころほど足音に小気味よさはない。だが、年寄りゆえに引っ込まなくなっている爪の立てる、ちゃっちゃっちゃという音は、静ま…

奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」(22)

フォギーは池永霧子のクローンだったという衝撃の事実。そして世界では生体ウイルスと電子、両方のパンデミックの兆候が…。 どんどんSF色、エンタメ色が強くなってきた。 群像 2015年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/09/07 メディア: …

聞こえぬ声

相変わらず六時起床、と書きたいところだが、五時半に麦次郎に叩き起こされ、ごはんを強要された。おしっこも見ていろと命じられた。 ぷちぷちは昨日と何も変わらず。お腹ぽっこり、元気いっぱい、食欲いっぱい。水もよく飲む。 八時過ぎ、カミサンは横浜へ…

いとうせいこう「我々の恋愛」(11)

「群像」10月号掲載。物語はいよいよ終局へ…。先の見えない恋ばかりが並行に進んでいく。 群像 2015年 10 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2015/09/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る いとうせいこうの作品はこちら。

寿司屋の大将がウニ丼を

六時起床。シルバーウィーク初日。朝のうちは淡い灰色の雲が空をすっぽりと覆い隠していたが、時間が経つに連れて雲はちぎれちぎれになり、ちぎれたすき間から濃い青空と明るい陽射しが覗きはじめた。 偶然、NHK BSプレミアムで「あまちゃん」を見てしまう。…

今日はドウブツのことのほうが多い

六時起床。昨夜は遅くまで打ち合わせをしていた。その時のテンションを引きずるように布団に入ったものの、たちまち脳みそのスイッチはオフになったようで、気付けば朝。麦次郎に起こされた。リビングで寝ていたようだが、ぼくの部屋まで起こしに来たようだ…

今日の事件簿

もうハガキ来た事件 マドンナ3冊事件 美顔器事件 水事件 ブルボンルマンド事件 キツネと猫事件 ぷっちゃん結局様子見事件 サンドイッチうまし事件

慌ただしかったので簡潔な日記になってしまった

六時起床。麦次郎、朝はオシッコを失敗しかけるも、ぼくのフォローでなんとか大惨事にならずに済んだ。ぷちぷち、相変わらずお腹は腫れた状態だがゴキゲンなのも相変わらず。軽く換羽がはじまっているのが気掛かり。毛の抜け替わりは肝臓に負担がかかるらし…

磯崎憲一郎『電車道』読了

現代、しかも震災後に到達したところで物語は終わる。洞窟にはじまり、鉄道とともに時間は流れ、そして洞窟とともに幕を閉じる。 マルケスの『百年の孤独』の読後感の、わけもわからず魂が震えはじめるような感覚は本作にはない。だが、じわっとした感動、平…

乗り移った(かもしれない)魂(があるとするのなら)

四時三十分、例によって麦次郎に耳元で叫ばれて起床。ゴハンを与え、二度寝。この流れ、花子が元気だったころとそっくりだ。花子には、おしっこしてから大騒ぎするクセもあった。これらの素行、今の麦次郎にそっくり引き継がれてしまっている。以前はこんな…

今日の事件簿

夜明け前のおしっこ失敗事件(猫編) 昼下がりのおしっこ失敗事件(ニンゲン編) ノンタン おしっこしーしー (赤ちゃん版ノンタン) 作者: 大友幸子,キヨノサチコ 出版社/メーカー: 偕成社 発売日: 1987/08/27 メディア: 単行本 購入: 6人 クリック: 105回 こ…

磯崎憲一郎『電車道』

女優となった電鉄会社社長の妾の子は映画監督と結婚し、さずかった子どもは洞窟に住んでいた男が開校した私立学校に通いはじめる。 狭い土地の中で(とはいえ、ここは確かに広大な世界の中にある場所)、ただひたすらに流れていく時間を追っていく。時間の流…

最低記録を更新したかもしれません

六時三十分起床。一時期、高血圧気味だったことがある。以降、毎朝血圧を測るようにとかかりつけ医から指導されているのを、クソまじめにもう三年くらいつづけているのだが、10km以上走った翌朝は必ず笑えるくらい血圧が下がる。今朝は95-58という驚異的な低…

母の職場の喧噪の理由/鶏胸肉とトマトのショウガ炒め

明け方、地震で目が覚める。どすんと下に床が落ちるような感覚。いわゆる縦揺れというやつなのだろう。揺れている時間が長い。でかいか、と不安になる。東京湾が震源、調布あたりで震度5弱という。杉並も震度4くらいはあったのかもしれない。3.11当日の記憶…

やはり実家のほうが気になってしまうが

六時起床。雨天から一転、秋の空が広がっている。茨城、栃木の被害は甚大で、仙台も浸水しているという。ぼくの実家のある古河市も200名以上が非難したようがだ、知人が非難しているという情報は入ってきていない。両親も大丈夫だった。ひょっとしたら、同級…

お見舞い申し上げます

六時起床。実家のある茨城県で大雨・洪水の特別警報発令。両親に電話してみる。川からはかなり離れているので浸水の心配はないが、下水が逆流しているとのこと。 午前中は八重洲で打ち合わせ。午後は書斎にこもってひたすら資料の読み込み。 鬼怒川が決壊。…

今日の事件簿

ル・コルビュジエ事件 ちょっと揺らいでいるようです事件 気まぐれな豪雨事件 15分早めに出てちょうどいい事件 ずぶぬれ事件 これはホントに打ち合わせなのか?事件 資料どかーん事件 二重の虹事件(写真撮ったけど外環は写らなかった) ヤフオク緊急落札事…

磯崎憲一郎『電車道』

犬の女の子は、電鉄会社の創始者の妾の子であり、その美貌から映画女優になってしまうのだが…。いつの時代も、人間関係が大切なんだなあ。他の人に左右されず、自分をつらぬくことは、もっと大切だけれど。 今日読んだ部分には、なぜか電車の話がまったく出…