わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2012-06-01から1ヶ月間の記事一覧

男は黙って塩むすび。

六時起床。外では晴れ空にカルガモの呑気な鳴き声が響いているが、家の中は慌ただしい朝。カミサンもめずらしく早起きだ。念入りに掃除。 カミサンはとっととミニ個展開催中の銀座コアにある画廊「ゆめ猫」へ。ぼくは仕事。 十二時三十分、昼食。発芽玄米入…

小野正嗣『夜よりも大きい』

意味と無意味の狭間にある迷路に迷いこむ感覚…。夜よりも大きい (真夜中BOOKS)作者: 小野正嗣出版社/メーカー: リトル・モア発売日: 2010/09/29メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 4回この商品を含むブログ (1件) を見る小野正嗣の作品はこちら。

慌ただしいので簡潔に

五時四十五分起床。睡眠欲求。 七時十五分、出発。八時三十分、市が尾着。先日見つけた駅構内に巣を作っていたツバメ、子どもたちはすでに巣立ち、近くで飛ぶ練習をしていた。易の別の場所にも巣を見つけた。こちらはまだ子育て中だった。 十二時、打ち合わ…

小野正嗣『夜よりも大きい』

森の奥にある家のなかで、何かの死体?のそばにいながらそれを避ける蟻の群れとそれを眺める「僕たち」、そして母親が出かけた後に養魚池を探すために家を出る「僕たち」と、彼らを追いかけるピアノの音……。 断片的なエピソードが、「森」を中心にして重層的…

眠るように起きつづける

昨夜はだらけた眠気を感じていたものの、猫の世話だのなんだのと途切れが悪くてだらだら起きつづけていた。半ば眠るようにして体を動かす。よこおかしな事態にならなかったものだと今になって感心する。六時起床。 朝イチの脳のスッキリした状態であれやこれ…

今日の事件簿

まだ痛むけどトリガーポイントグリグリしたらマシになった事件 また増えた事件 ちょっと怒っているのかも事件 請求書事件 新ライダーは魔法使い事件 P.I.L.の新譜はCDにすべきかDLにすべきか悩む事件 ゆめひかりのパン買えた事件 おにぎり食べちゃった事件 …

痛いからさらり

六時起床。背中と首が痛む。また寝違えたらしい。ただし、軽い。 午前中は最低限のことを済ませてから整骨院へ。その足で銀行を周って事務処理。ひんやりと冷たい空気。季節がわからなくなる。 戻ってからはひたすら仕事。

King Crimson「Starless & Bible Black」

ひっさびさに聴いた。1990's/2000'sクリムゾンを聴くと、この時代の演奏はとにかく粗い。だが、その粗さにグイグイと引き込まれる。本作はアルバム全体の世界観が希薄でとにかくとっちらかった印象なのだが、それでも、胸ぐらを捕まれたままズルズルと引き…

小野正嗣『夜よりも大きい』

先日、古書店で買ったご本人サイン入り(笑)。売るなよ。 国も時代設定もよくわからない、とある場所にある児童保護施設のお話、らしい。イメージのなかに意識的に登場人物を埋没させてしまおうという意図があるのか、抽象的で掴みづらいのだが、面白い。マ…

ゆるやかな曇天

六時起床。ゆるやかな曇天。そんな、意味不明な言葉が妙にしっくりする空。降りつづく雨ではなく、雨が降るのか降らぬのか、止むのか止まぬのか、そんな変化の緩やかさ、曖昧さこそが梅雨の本質なのかもしれない。その曖昧さが、だらだらとけだるい。だがそ…

福永信「三姉妹」(1)

「群像」七月号より。波の音が響く貝がらを使って会話する、幼い男の子と女の子。なぜか命令調で書かれている。読者に向かって、作者はつねに、登場人物たちを心配せずに見守りながら読んでほしい、と語りかけつづける。群像 2012年 07月号 [雑誌]出版社/メ…

ロボットを素手で殴る

ロボットを素手で殴る夢を見た。二度寝。 六時三十分、きちんと起床。日曜日は「仮面ライダーフォーゼ」を観てから走るのが恒例。曇りがちな空ではあるが雨は降っておらず走るにはまったく問題なかったが、仕事があるので走るのは後回しに。ここ数日、空き時…

閉鎖的なる一日。

六時三十分起床。朦朧とした感覚が長くつづく。 仕事。昼食もちゃっちゃと済ませ、コーヒーブレイクも取らず、黙々と作業をつづけた。朝から一歩も外に出ていないので、どんな空模様だったのかがさっぱりわからない。 夜、ようやく今日の分の仕事が片付いた…

今日の事件簿

タニヤンがアース・ウィンド&ファイヤーみたいになっとる事件 なんとか来てくれた事件 空っぽ事件 数の論理じゃねえよ事件 藤原大さんありがとう事件 山本耀司と高橋幸宏事件 あんぱんとメロンパン事件 「ReMember」6巻届いたら「キングダム」のダイジェス…

週刊モーニング

「ReMember」終章に向かってまっしぐら、なのかな。ReMember(6) (モーニング KC)作者: 王欣太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/06/22メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る

ハッピーバースデイ

カミサンの誕生日。おめでとう。 六時起床。蒸し暑い。行動が鈍るが、これで脳味噌まで鈍らせてしまったらアカン、と気合いを入れ扇風機で蒸す空気をかき回して涼を取りつつ、フル稼働で仕事。 午後、キヤノンのメンテナンス担当者がプリンタの修理に来訪。…

保坂和志「未明の闘争」(33)

「群像」七月号掲載。白血病で他界した猫、チャーちゃんの思い出を延々と語っているように読めるが、実はさりげなく、認識論めいたものを差し込んでいる。これが哲学的な迷宮っぽさをより強めているのかな。群像 2012年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談…

台風で外壁は掃除できるか

六時起床。台風一過、蒸し暑い。暴風によって横殴りに降りつづけた豪雨、あれに当たれば、家やビル、塀などの汚れた外壁がきれいになってしまうのではないか、と思ったが、わが家の近所では確認できず。 外出。移動中に電車のなかで日経新聞を読んでいたら、…

今日の事件簿

暴風雨事件 ううう断れない事件 右ですか事件 パン事件 CAN届いたよデカかったよ事件 Lost Tapesアーティスト: Can出版社/メーカー: Imports発売日: 2012/06/26メディア: CD購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログを見るLost Tapesアーティスト: Can出…

大江健三郎「晩年様式集」(6)

「群像」七月号掲載。虚構世界で自作を、自分の家族をモデルにした登場人物たちに否定させつづけている。自虐的な感じなのだが、自虐的と考えている時点で、ぼくは小説の登場人物と実在の人物を混同していることになる。この混同まで含めて、小説なのだろう…

昼を二度喰う

六時起床。すこし体が軽いのは、昨日しっかりとストレッチをしたからだろうか。 空は曇りがちだが陽射しは確かにある。この陽射しに反応しているのか、鳥たちが元気だ。スズメの鳴き声にカルガモの鳴き声が混じる。 十一時、後楽園へ。某案件の打ち合わせ。…

町田康「ホサナ」(3)

「群像」7月号掲載。主観的正義と客観的正義。後者は絶対的正義とも言えるな。町田の描く世界は絶対的正義の世界とはほど遠い。主人公はみな、当たり前な常識や通念に惑わされながら、ただひたすらに迷う。そしてそのあげくに、暴走する。ぼくが町田作品を「…

ざ・なっち

今日も六時起床。雨は降っていないようだ。年甲斐もなく楽しみにしている「仮面ライダーフォーゼ」は放送中止なので、八時からランニングへ。5.8km。仕事をする予定なのでペースは落とした。あちこちの家の庭で薔薇が終わりかけて花びらを散らし、一方で紫陽…

町田康「ホサナ」(3)

「群像」7月号掲載。悪霊、ひょっとこ。原発事故と大国主の国譲り。群像 2012年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/06/07メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る町田康の作品はこちら。

終えた途端に

六時起床。雨という予報だったが、降っていない。空は雲に覆われているがその色は淡く雨雲のような沈鬱さはまるでなく、わずかな時間が経てば晴れる、という雰囲気を感じたので走ろうかと思ったが、身支度とドウブツの世話を終えた途端にザアと大きな雨音が…

今日の事件簿

ギリギリ事件 すこし冷たいかな事件 丸ノ内線で、上半身すっぽんぽんのおっちゃんに遭遇事件 新宿駅でマイクロミニスカートのおばちゃんのパンツ見えちゃってトホホ事件 液晶ガラスが割れたiPhoneを使っているおねーちゃんを立てつづけに二人も見た事件 その…

週刊モーニング

「ReMember」いよいよ最終決戦? 「西遊妖猿伝」微妙にグダグダっぽくなってきた。ReMember(6) (モーニング KC)作者: 王欣太出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/06/22メディア: コミック クリック: 1回この商品を含むブログ (10件) を見る西遊妖猿伝 西域…

手短に

六時起床。まだ痛い。 午前中は某団体のポスター。昼食後、打ち合わせ。今日だけで新規の依頼が三件も来た。

MUKKY

正確には、日曜に買ったのだけれど。カミサンが大喜びでつかってます。皮をこそぎ取るからだろうか、包丁やピーラーで皮を剥くよりも野菜の味がしっかり残る気がする。30↓!洗うのと同時に皮むきも!【イエロー廃番】簡単皮むきグローブ MUKKY ムッキー (女…

町田康「ホサナ」(3)

「群像」7月号掲載。まだそれほど読めていないのだが、相変わらず暴走気味というのだけはわかる。群像 2012年 07月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2012/06/07メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 1回この商品を含むブログ (7件) を見る町田康の作品…