2007-01-01から1年間の記事一覧
【文学】 生きることと死ぬことの意味をこれまで以上に深く考えさせてくれた『とげ抜き』と、物語(を語ること)の魅力を不思議な手法で教えてくれた『めぐらし屋』がダントツによかった。 2006年は文学復興の一年だった(わりには、個人的にはつまらなかっ…
六時起床。「めざましテレビ」の「きょうのにゃんこ」特番を観てから二度寝し、九時起床。ぷちぷちの鳥カゴを掃除して、数日つづいた大掃除は完了。午後からは義父母宅におせち料理をわけてもらいにいったり、スーパーで買い物をしたり、ローストビーフの仕…
うーん。おもしろかったけれど、さまざまな点が未消化なままで終わっているのでウンコしたあとで尻を拭くのを禁じられているような気分。物語が途中で終わるのなら、それはその後の世界が読者の想像力にゆだねられたということだからいいのだけれど、「人魚…
中沢けいさんのサイトでも紹介されてた。http://www.k-nakazawa.com/ 比呂美ねーさんの日記は、中沢けいさんのサイトで閲覧できます。比呂美ねーさん、クリスマスにノイズキャンセリングヘッドホンをもらったそうだ。外部の音を遮断する道具、かあ…。あのこ…
Amazonで購入。装幀が不気味です。ロック母作者: 角田光代出版社/メーカー: 講談社発売日: 2007/06/15メディア: 単行本購入: 1人 クリック: 6回この商品を含むブログ (64件) を見る
「おまかせ」を注文。あまり期待していなかったのだけれど、意外にも(失礼!)おいしかった。絶品だったのが、最後に追加でオーダーした「蕪ずし」。蕪の歯ごたえを残したまま、濃厚な味わいに仕上げている。このお寿司屋さん、熟れものが得意なのかもしれ…
九時起床。休みに入ってから、睡眠時間が延びている。時間に追われていないのだからこれでよし。おそらく、休み明けからはいつもどおり五時間半程度の睡眠で事足りる。 今日も大掃除。床拭き。花子や麦次郎がさんざんゲロを吐いたりウンコをなびったりした床…
ヒヨとあなの関係がこじれはじめ、糖子はヒヨに、蜜夫とおなじにおいをかぎつけ、急接近する。物語は急に大きく動きはじめるが、進展のペースはむしろ緩やかになり、じっくりと各人物が描写されるようになる。人称混在の多元描写。ゆえに描写は意図的(?)…
九時起床。花子の鼻炎、すっかり治ってしまった。アレルギー性なのか、ただの風邪なのか。年明けの血液検査ではっきりするが、今の段階ではアレルギーよりも風邪の確率が高いように思える。なぜなら、昨日より今日の掃除内容のほうがホコリが多かったはずだ…
日経ペルー人のヒヨは、暴走族をぶち殺した自分、昨夜みんなと陽気にサルサをおどりまくった自分、あなを愛する自分、子どものころの自分、大人の自分、ペルーで幼少時代を過ごした自分、日本に来た今の自分…と、自分がバラバラになってしまった感覚におそわ…
平野レミさんのレシピだったような記憶が…。ありがとうございます。 用意するもの(二人前) ゴボウ 1本 水菜 1束 もやし パック ニンニク 3かけくらい 豚肉 300gくらいかな。部位はお好み パクチー お好み 生ラーメンの麺 1人前 ナンプラー 適量 鍋に皮を…
五時、いったん起床。花子のアレルギー性鼻炎、昨日よりは症状が若干ではあるが落ち着いている。夜中にクシュンクシュンする、回数も激しさもかなりおとなしくなった。原因がハウスダストだとすると、今もかなり気を遣っている部屋の掃除を、さらに徹底しな…
荻窪の古書店の店頭に積んであったセール品。昭和五十二年の作。冒頭だけ読んだが、今の作風よりも物語性が強いような。 戦後まもないころの、都電沿線(早稲田あたりか)が舞台らしい。女たちの家 (1979年) (中公文庫)作者: 古井由吉出版社/メーカー: 中央…
悪いことは重なる。 昨夜、十九時ごろからブシャ、ブシュ、とクシャミをしはじめた。時間が経つにつれ、症状がひどくなってゆく。ブシャ、ブシュ、というのが、ブシャ、ブシュ、ブシャ、ブシュア、シャ、ショワ、ブシャ、と延々つづく。夜中も数度、発作のよ…
七時起床。今朝も計画的下痢。 花子、昨夜からくしゃみが止まらず。夕方、病院に連れていくことに。詳細別項。 スタジオ・キャットキックは今日が仕事納め。花子と病院に行くために、十五時にすべて終わらせた。お取引先の皆様、一年間ありがとうございまし…
日系ペルー人ヒヨの、非難される血。密生の母親である糖子の、無視される血。どちらも、否定される血。目覚めよと人魚は歌う (新潮文庫)作者: 星野智幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/10/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブロ…
過去、数度購入しかけ、レジに持っていこうとしたがやめた作品。なぜなら、松浦の小説作品を読んだことがないのに彼の方法論(?)のエッセイを読んでも理解できないのではないか、と思ったから。 『川の光』読んだし、今月の「群像」に掲載されていた短編も…
川端賞受賞作。本作は小説だけど、もともとは詩人なんだよね。タタド作者: 小池昌代出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (31件) を見る
七時起床。寝坊である。六時三十分に起きるつもりが、目覚し時計をセットするのを忘れた。ここ数日、「めざましテレビ」の皆藤愛子を観なかったことへの天罰だろうか。……違うと思うが。 昨日は、医者に処方された便秘薬を飲んだ。朝昼晩食後に整腸剤と腸の動…
陰郎さんという方が、Palm用のテキストリーダー「Japonica」をリリースされた。英語版Palmでも(日本語化は別途必要だけれど)、なんの異和感もなく縦書き表示ができる。操作性がよく、動作も軽快。漱石の『明暗』を表示させてみたが、さくさく動くので驚い…
様々な物語の形態が誕生し、出尽くした感もある現代において、不条理や幻想文学などの手法はもはや奇抜でもなんでもない。不条理はどこかで論理性を得てしまい、幻想文学は現実と紙一重、いやひょっとすると現実以上に現実的となる。 この作品、読んでいると…
六時三十分起床。われながら驚くほどの目覚めのよさ。頭も、まぶたも、上体も、腰も。身体の重さをまるで感じない。気分も軽い。夕べはアルコールもカロリーも摂取過多。今朝は頭痛を覚悟していたが、さわやかすぎて拍子抜けた。なぜだろう。わからない。 年…
愛する人に先立たれたものの心に傷を負ったまま妄想の中?の彼を愛しつづける三十代の女、その彼が女とのあいだに残した思春期独特のもやっとした感情と行動を取りつづける少年、疑似家族に憧れを抱く図書館勤務の平凡な初老?の男、暴走族をブチ殺してしま…
オーブンレンジ、あるのだがフライパンでつくったほうが楽そうだったので。じっくり中まで火を通すのがコツ。 用意するもの 牛肉ブロック 600〜800g 赤ワイン 50ccくらい 醤油 50ccくらい 塩・コショウ それなりに にんにく 1かけ バター 1かけ 玉ねぎ 1/4〜…
七時三十分起床。冬晴れの青空。寒さを消し飛ばすような青さ、とでも言おうか。 午前中は、ただひたすらに年賀状を書きつづける。アドレスはすべてPalm TXで管理しているが、年賀状はぜひお送りして年始の挨拶をしたいのに、住所をデータに残していない方が…
以前、読みはじめたのだけれどしばらく放置していた作品。つまらなかったのではなく、当時の精神状態が星野作品を受け付けなかっただけのこと。今なら大丈夫そうなので、再チャレンジ。 川崎に住んでいた日系ペルー人のヒヨは、暴走族のリンチにあっていたお…
簡単。ただし時間がかかる。圧力鍋でも、調理時間一時間は見ておいたほうがいい。が、仕上がりは甘くてトロトロ、口にいれると旨味が広がり、肉はほろほろととろけるようにくずれて快感。元ネタはこちらです。ありがとうございます。http://cjr.yu-yake.com/…
八時二十分起床。軽い二日酔い。頭痛がする。昨夜は日本酒ばかり三合ほど飲んだが、これしきの量で次の日に残るとは。ヘッポコ肝臓に呆れてしまう。 便所の大掃除。もっとも、今年は夏のあいだ三日に一度の超徹底的便所掃除を自身に課していたので、作業は楽…
酒が入って、そこそこ酔った状態で読了するというのは珍しいこと。作品を読み誤っているかもしれないけれど、まあ今の自分にはこう読めたのだから、書いちゃうことにするよ。 世を憂い、自分の生まれたこと、そして生きていること、人を愛することをも憂いな…
和食っぽく仕上がる。照焼き風というか。日本酒によく合う。でも吟醸酒はアカンです。純米酒がいいです。 用意するもの(二人前) 鶏モモ肉 300〜400g 卵 1個★ 小麦粉 大さじ1.5くらい★ 塩・コショウ 少々★ ニンニクすりおろし 大さじ1くらい★ はちみつ 大さ…