わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-11-01から1ヶ月間の記事一覧

金井美恵子『岸辺のない海』

主人公の少年、他人とのコミュニケーション能力が絶対的に欠落しているように読める。意図的にコミュニケーションを避けている、あるいは破壊しているように見えるのだが、それはひょっとしたら、自分にコミュニケーション能力がないことを見透かされたくな…

冷気越境

六時三十分起床。昨日よりさらに冷たい空気が布団の上や横、足下に鎮座しているような感覚。その冷えが布団を越境(?)して身体を冷やす、といったら大袈裟か。 某肥料メーカーパンフ、某飲料メーカーキャンペーン企画など。肥料メーカー、扱う商品は堆肥な…

SDカードの謎、わからず

信頼あるブランドのカードにしても、謎の「Palm」ディレクトリ異常増殖は結局また発生。どうしてだろう。今度はカードを物理フォーマットしてみた。これでどうなるか。

金井美恵子『岸辺のない海』

街の放浪、つづき。岸辺のない海 (1974年)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1974メディア: ? クリック: 1回この商品を含むブログ (12件) を見る

二種類の行列

四時、花子に起こされる。ゴハンをあげたが食べない。そのうち食べるだろう、と放っておいたが、食べない。食べずに廊下をうろうろし、フニャンフニャンと鳴き散らしている。どうしたのだろう、と思いなだめてみたが、落ち着かない。もしや、と思ったら予感…

金井美恵子『岸辺のない海』

街をさまよう主人公。街という場所で、ごく普通に生活しているだけなのだろうけれど、それが生活とはまるで異質な行動として描かれている。うーむ。岸辺のない海 (1974年)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1974メディア: ? クリック: 1回…

SanDisk 2GB SDカード

Palm TXを購入した際に特典としてもらった1GBのノーブランドのSDカードをずっと使っていたのだが、突然「Palm」ディレクトリが異常増殖するという謎のトラブルに悩まされていた。「Palm」という名のフォルダが7つも8つもできてしまうのだ。中を見ると、全部…

猫も食わない/快感は常にヨダレをともなう

六時二十分起床。先日kaoriさんからいただいた輸入物の猫缶、花子も麦次郎もまったく手をつけない。匂いすらかごうとしない。缶を開けた瞬間に、国産の猫缶にはない強烈な魚肉の匂いがしたから、おそらくそれに辟易し食欲を失ってしまった、というよりクサい…

金井美恵子『岸辺のない海』

他人から嫌われそうなこと、変わっていると言われそうなことばかりを行いつづける主人公。一見、狂気に満ちているように見える。だが実際はそうでもない。確信犯的な凶行とは、狂気ではなく理性に裏打ちされた自己陶酔的な「演技」なのではないか。ならば、…

曇天の紅/工場と微笑

六時二十五分起床。曇天。新聞を取りにサンダル履きでマンション入り口まで出てみる。重苦しい空の色に、山茶花の白や紅色が鮮やかに映えるのが目に飛び込んだ。百日紅のころも思ったのだが、桃色、紅色の花は曇り空のもとのほうが鮮やかに輝いて見える。な…

松浦寿輝『半島』

話題作『川の光』とは違った松浦作品を読んでみたいと思ったので。どーなんでしょ。半島 (文春文庫)作者: 松浦寿輝出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/07メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 38回この商品を含むブログ (57件) を見る

大江健三郎『臈たしアナベル・リイ 総毛立ちつ身まかりつ』

「新潮」連載時は本作がどんな作品なのか、読み切れなかったような気がする。というわけで、単行本で通読するつもり。読書の雪辱戦。臈たしアナベル・リイ総毛立ちつ身まかりつ作者: 大江健三郎出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/11メディア: 単行本購入:…

金井美恵子『岸辺のない海』

すれ違いざまに触れた果物籠のせいで見知らぬ女性のストッキングを破ってしまった主人公は、女性を追いかけ執拗に弁償させてくれと頼み込むというストーカーまがいの行為をする。そして、煙草を切らしてしまったのをきっかけに、煙草屋を見つけないよう気を…

貴重な時間

六時二十分起床。昨日、昼間のうちにたっぷり寝ておいたのがよかったのか、今日はいつもより格段に目覚めがよい。睡眠とは何もせぬ時間であり、それが数年前まではもったいなくて仕方なかった。ところが最近はそう思わないようになってきた。寝ることでエネ…

谷川俊太郎『シャガールと木の葉』読了

谷川さんとねじめさんの朗読会を聞きに行き、久々に谷川さんの作品を読みたくなって本作を買ったのが、日記には2006年の2月とあるから、一年半もかけて読んだことになる。詩って、スピード出して(速読という意味ではない)一気に読んだりできないんだよなあ…

金井美恵子『岸辺のない海』

自虐的な二日酔い。独りよがりな反抗。身勝手で稚拙だがなにやら芸術的な趣のある奇行。 当時の若者の「若さゆえ」という雰囲気が、ゲップが出るほど濃厚。今の金井の作品からは想像できぬくらい青臭い。例えば、主人公が電話ボックスででたらめな番号に電話…

細かな失敗/義弟の恢復

八時起床。少々遅いが紅葉と新そばを楽しむために深大寺にでも行こうか、と思っていたものの、疲れが溜まっているのか、気が抜けただけなのかはよくわからぬが、朝から注意力が散漫、細かい失敗を何度もやらかすありさまなので、今日の遠出は危険と判断、終…

金井美恵子『岸辺のない海』

緻密に描かれた断片を少しずつ積み上げることで、作品世界を構築していく。そんな感じ。 主人公らしき男性は、どうやら小説家らしい。岸辺のない海 (1974年)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 中央公論社発売日: 1974メディア: ? クリック: 1回この商品を含…

キャベチョビパスタ

キャベツとアンチョビのパスタ、即席版。 材料(二人前) パスタ(適量。ぼくは太めのほうが好み) キャベツ 3枚くらい アンチョビ フィレなら5〜6枚。ペーストなら大さじ1〜1.5くらいかな。 ニンニク ひとかけ 唐辛子 1本 塩・コショウ ほどほど オリーブオ…

楽忙/キャベチョビ/キノキリ

あとひと月でクリスマスイブではないか。世間は少しずつ浮き足立ち、にぎやかな繁華街のビルの壁面や窓、街路樹はもちろん、人通りもまばらな一戸建てのテラスもイルミネーションで飾り立てられる。一方で年末に向けての忙しさがひとを襲い、「楽」と「忙」…

ジャガチョビ

ジャガイモとアンチョビの炒め。元ネタは東京メトロで配布しているPR誌「メトロポリターナ」。こちらではゆでダコを加えていました。 材料 ジャガイモ 大2個。今日は新ジャガみたいな小ぶりなものを5個使った。 アンチョビ フィレなら2〜3枚。ペーストなら大…

主夫か!(タカ&トシ風に)

休みだから、朝寝を決め込んだ。八時三十分起床。サラリーマン時代は勤労感謝の日に休んだことが一度もない。人気のないオフィスにひとり出社し、誰からも感謝されていないから勤労感謝の日に休めないのだ、と自虐的な想いにとらわれ、どんよりとした表情で…

安彦良和『機動戦士ガンダム ジ・オリジン』(16)

近ごろマンガばかり買っているなあ。 オデッサ編、完結。シャアがザクでモビルスーツの辻斬りみたいなことをしている。ザクレロがなぜか重爆撃機になって核弾頭を発射し、その弾頭はガンダムにぶった切られる。マ・クベはギャンとともに散る。機動戦士ガンダ…

空腹の朝

空腹気味で就寝すると、翌朝の目覚めが若干よいようだ。六時三十分起床。いつもより機敏に身体を起こすことができた。ここ数週間、布団から抜け出すのがつらかっただけに、今朝の快調さには(それでも若干のつらさは感じたのだが)感動した。 某不動産会社企…

眠り猫二態

麦次郎。クッションの下に手を潜らせるのがムギジのマイブーム。

David Sylvian「Secrets of the Beehive」

Davidのソロ作品の中で一番気に入っているのは「Brilliant Trees」なのだが(次点で「Blemish」)、完成度で言えば「Secrets of the Beehive」のほうが数段上。ヴォーカルは澄み深く響き、詩は難解だが美しさに満ちあふれ、メロディは意外性があるのに優しく…

けらえいこ『あたしンち』(13)

これも一年一冊くらいのペースか。息の長い作品。もう十年くらい連載してるんじゃないかな。ぼくのいちばんのお気に入りキャラは、石田。あたしンち 第13巻作者: けらえいこ出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2007/11メディア: 単行本購入: 1人 …

浦沢直樹・手塚治虫『PLUTO』(5)

一年一冊のペース。物語の性質から考えると、ちょっと間延びしすぎだけれど、まあいいや。それでも(それゆえに?)十分楽しめるから。PLUTO 05―鉄腕アトム「地上最大のロボット」より (ビッグコミックススペシャル)作者: 浦沢直樹,手塚治虫出版社/メーカー:…

保温性/戸惑いの愉楽/湯気と冬空

ここ数日、明け方に花子が騒ぐ。寒いらしい。布団に入るか、と声をかけ、ぐいと掛け布団を持ち上げたらすぐに入り込んだ。猫はなぜ寒がりなのだろう、とつねづね思う。体毛は深い。体温も高い。ニンゲンなんぞに比べたら、保温性の高いドウブツのように思え…

金井美恵子『岸辺のない海』

喫茶店でのデート。おしゃべりする女性のしぐさの描写がまったく古くささを感じさせない。でも、喫茶店という場所が昭和的かな。まあ、昭和四十九年発表の作品だからなあ。オレ、幼稚園児だったよそのころは。馬鹿で奇行ばかりする、どーしょもない幼稚園児。…