わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2013-10-01から1ヶ月間の記事一覧

さよならグーちゃん

五時五十五分起床。朝から麦次郎がてんかん発作。軽めではあったが、少し焦った。 玄関に手紙。隣のIさん宅から。花子の息子で、お隣にもらわれていったグーちゃんが夜中に亡くなったとのこと。ずっと慢性腎不全と糖尿病をわずらっていたが、1週間くらい前か…

保坂和志『未明の闘争』

モヤモヤした気分になったり、知りたくなったり、だからなんだよとツッコミを入れたくなったり。小さな感情の動きを、なんらかのかたちで常に感じつづけている。いや、感じつづけさせられている。そんな作品。未明の闘争作者: 保坂和志出版社/メーカー: 講談…

山椒のように

五時五十五分起床。早朝よりピリリとした気分。いや、夕べからと言うべきか。仕事。 夕方、後楽園へ。某案件の打ち合わせ。システム系の提案の助っ人。専門ではないが、おもしろそうではある。

今日の事件簿

なぜに雨事件 湘南ロフト傘事件 研究家事両立准教授事件 ほぼすっからかん事件 それはカラコンですね事件 なんでそんなにとんとん拍子事件 東京駅でかけそば事件 カフェでどなるな電話かけるな事件 むちゃブリに近いけどなんとかなるかな事件

保坂和志『未明の闘争』

猫への愛情が底知れない。その過剰な愛情から、世界の真理みたいなものすら感じてしまう。そういう部分に出会う楽しさも本作の魅力の一つ。未明の闘争作者: 保坂和志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/28メディア: 単行本この商品を含むブログ (55件) …

からだのはなし

五時五十五分起床。朝のうちはなんともなかったのに、身支度、掃除、麦次郎の皮下輸液、と済ませ、仕事に取り掛かって一時間少々、猛烈な眠気に襲われ仕事にならず。やむを得ず、三十分ほど仮眠。 昼食後、仕事再開。眠気はもう感じないが、今度は腰痛だ。し…

石ノ森章太郎・小野寺丈・シュガー佐藤・早瀬マサト「サイボーグ009完結編(3)」

007、008、009のエピソード。グレートの若いころの姿が描かれていたが、毛髪が豊かだった。フッサフサだった。どうしてハゲたのだろう。改造手術で反られたのだろうか。008のエピソードはとても好きなのだが、ピュンマはどうやって火星から帰ってきたのか。…

早朝オペラ/間近でマジック

六時三十分起床。静かでひんやりとした空気の朝。猫が騒いでいなければ、の話だが。花子は枕元で小さなソプラノでえんえんとぐずり、麦次郎はドアの向こうで野太いバリトンの雄叫びをあげている。ウチはオペラ劇場か、とツッコミを入れたくなる。ポッドキャ…

保坂和志『未明の闘争』

死んだ友人の夢から外出の話に移ったかと思ったら猫の話。その流れの自由さに普通なら違和感ばかり感じるのだが、うん、やっぱり違和感しか感じない。でもその違和感が意外に心地よい。未明の闘争作者: 保坂和志出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/09/28メ…

少しずつ過ぎていく

六時四十分起床。近づいたやや季節外れの台風の音を気にしながら身支度。午前中は念入りに掃除。台風は次第に遠ざかっていく。 午後はアイロンがけだの不要な服の処分だの衣替えだの。雨がやんだので買い出しへ。善福寺川、あちこちに鷺。コサギ、チュウサギ…

保坂和志『未明の闘争』

単行本がようやく出たので通読することにした。この衝撃的な書き出し、何度読んでもツッコミたくなる。 ずいぶん鮮明だった夢でも九年も経つと細部の不確かさが現実と変わらなくなるのを避けられない。明治通りを雑司ケ谷の方から北へ池袋に向かって歩いてい…

霧雨の曖昧

六時起床。微かに静かに霧雨がぱらつく朝。曖昧な天気のせいか、猫たちがやや落ち着かない。 午前中は少しコピーを書いてから掃除、麦次郎の皮下輸液、そして銀行回り。カミサンと合流して荻窪の洋食亭ブラームスで昼食。ひさびさにオムライスとエビフライを…

叩き、叩き、聞き、聞く

五時五十分起床。霧雨が降ったりやんだり、曖昧な空模様。終日書斎にこもって仕事を進めた。先日の取材内容をひたすらまとめつづける。ICレコーダーの録音を書き起こすところからはじめる必要があるので、非常にしんどい。DENONのヘッドフォンを付け、そこか…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近世篇2 純粋な一神教」

ユダヤ教のヤハウェの不可解さをなくし、明快な善神にしたのがイスラム教のアッラー、そしてより不可解にしたのがキリスト教の神。なるほど、納得できるなあ。群像 2013年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/10/07メディア: 雑誌この商品を…

手術跡が消えた

ピエール瀧とターンテーブルでレコードを聴く、という夢を見た。五時五十分起床。電気グルーヴは最近のお気に入りだ。曇。晩秋のような冷え込み。人間と動物(初回生産限定盤)(DVD付)アーティスト: 電気グルーヴ出版社/メーカー: KRE発売日: 2013/02/27メディ…

ありゃま

書き忘れていた。六時起床。終日仕事。とにかく慌ただしかったのだけは覚えている。

淡々とこなしていたのかもしれない

五時四十分起床。眠い。秋晴れ。六時半ごろ、東の空が黄金色に輝いていた。 七時四十分、出発。満員電車を乗り継ぎ、といっても東海道線の川崎あたりからは座れたのだが、辻堂へ。某所にて夕方まで取材。 外出中に天野祐吉さん逝去のニュースを知る。ご冥福…

頼らないほうがいいのかもしれなかった

六時二十分起床。首が痛い。寝違えている。 朝から仕事。黙々と作業をしていると、雨足の緩急が音でよくわかる。 午後首の痛さが耐えられなくなり、予約不要で施術を受けられるカイロプラクティックに行ってみる。初回割引が適用され、1,000円で受けることが…

大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近世篇2 純粋な一神教」

唯一神教と一神教の違い。唯一神教の宗教に神は一柱しかいないが、一神教は数多くの神からひとつだけを神事、あがめる。という違い。なるほど。群像 2013年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/10/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (12…

おつかれさま

五時五十分起床。曇天。猫たちがよく騒ぐ朝。 終日、書斎にこもって仕事。昼、「笑っていいとも!」終了のニュース。自宅仕事なので外出の予定がない日は必ず昼食を取りながら見ているのだが、最近はまったくおもしろくなかった。タモさん、もう少しなのでが…

知恵づかれ

五時五十五分起床。今朝も肌寒い。秋らしい心地よさの感じられる日が、今年もすぽんと欠落している。 午前中は某案件の作業。午後より某所にて打ち合わせ。よくわからない案件で、おおいに戸惑う。二十時すぎ、帰社/帰宅。体が、というより、脳みそが疲れて…

少しずつ

六時起床。肌寒い。 午後、大崎にて新規案件の打ち合わせ。自分の担当する部分は前半で終わったので、後半は失礼させていただいた。 少しずつだが、また慌ただしくなりつつある。

佐々木敦「新しい小説のために(3) 近代文学vs近代絵画」

写真の登場により絵画が浮けた影響をセザンヌを軸に語り、さらにそこから、小説への影響を考察すべく…ってことでいいんだよね。群像 2013年 11月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2013/10/07メディア: 雑誌この商品を含むブログ (12件) を見る[rakut…

台風一過

五時五十五分起床。台風。まさに直撃中、という状況のなか、外を気にしつつ身支度。わが家のあたりは大きな問題は起きなそうだ。善福寺川も今のところ決壊しそうな雰囲気はない。九時過ぎには雨がやみ、強い風ばかりとなった。北東に抜けていったのだろう。 …

佐々木敦「新しい小説のために(3) 近代文学vs近代絵画」

柄谷行人の『日本近代文学の起源』に掲載されている、国木田独歩「忘れえぬ人々」という作品を軸にした、小説における描写論の考察。おもしろいんだけど、独歩読んでないからなあ…。 『日本近代文学の起源』、買ったけど読んでない…。いけないなあ。『探究』…

つまりは自然と生きる国

昨夜も花子に大騒ぎされ、あまり寝かせてもらえず。しんどいが六時起床。平坦なグレイスカイ。雨の気配はまだないな、と思っていたらいつも間にかベランダの手すりに雨滴が付きはじめていた。 仕事。午後から打ち合わせ。一時間で終わるかと思っていたが、三…

佐々木敦「新しい小説のために(3) 近代文学vs近代絵画」

「群像」11月号掲載。昨日の保坂和志×磯崎憲一郎の対談が読みかけだったのでそれを片づけてからこっちを読みはじめた。というわけでまだ書き出ししか読んでいない。 漱石が(漠然と?)感じていた西洋文学に対する批判に対する柄谷行人の考察をベースにスタ…

鯨の日

体育の日。 六時二十分起床。といっても一晩中花子に起こされつづけていたのだから、果たしてこれを起床と呼べるのかどうか。 八時三十分、仕事開始。ちょっとだけやり残していた程度なので、あっという間に終わってしまった。掃除、麦次郎の皮下輸液。 午後…

対談 保坂和志×磯崎憲一郎「小説はなぜおもしろいのか 長篇『未明の闘争』をめぐって」

「群像」11月号掲載。『未明の闘争』は連載でずっと読んでいた。文法を無視することで違和感を高めて小説世界にねじれた感覚を出してみたり、散漫なのに入り組んだ複雑な構成を思うままに広げていくことで作品世界に不思議なリンクを生じさせたり。2010年代…

浦賀小旅行記

六時四十分起床。猛烈な眠気との戦いになんとか勝利した。昨日の迷子ランニングの影響だろう。 晴れ。今日から気温が下がるという予報だったはずが、まだまだ夏の暑さを引きずっている。花々や木々は冬に向かって着実に移ろっているというのに、気温と人の服…