わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2018-10-01から1ヶ月間の記事一覧

今日の事件簿

ひたすら化粧品事件 だしですね事件 担いで返却事件 思い立って変えてみた事件 え、海ですか水平線ですか池澤夏樹ですか事件 なかなかどろどろしない事件 詩のきらめき 作者: 池澤夏樹 出版社/メーカー: 岩波書店 発売日: 2018/05/18 メディア: 単行本 この…

奥泉光『雪の階』

新聞記者たちの探偵的な立ち回りが落ち着き、物語は大きく動きはじめる。一行は導かれるように日光へと移動する。 日光。日の光。すごい名前だ、と書かれていたが、たしかにその通り。今まであまり気にしなかったけど。むしろ、すこし安直な印象だとすら思っ…

NYAPAN "NYAN DRUM"

四時、葵が闇の中を駆けずり回る足音で目が覚めてしまう。が、すぐ二度寝。 五時四十五分起床。どこからともなく葵がやってきて、例によってカスカスな声で鳴きつづけている。 仕事。朝イチで某案件のアイデア出しをし、掃除機をかけてから、事務処理のため…

今日の事件簿

朝から30分ほど事件 なぜかコーヒー三昧事件 大山の次は大山事件 なぜか手書きで事件 ダジャレですねえ事件 猛スピードで6.7km事件 ▼なぜ十返舎一九なのかは、ないしょ。 東海道中膝栗毛 上 (岩波文庫 黄 227-1) 作者: 十返舎一九 出版社/メーカー: 岩波書店…

休養日

六時起床。バリウム検査の終了後に渡され、寝る前に飲んだ下剤の効きがよすぎる。今日は午前中は掃除、終わり次第仕事、と思っていたが、午後は下痢で集中できず。妻も苦しそうだ。 夕方、ようやく落ち着いてきた。というわけで、今日は休養日となってしまい…

六時三十分起床→コジコジのカゴを分解して掃除→掃除→食事を取らず妻と高円寺の河北病院健診センターへ→受付→着替え→問診と血圧→いろいろ検査→バリウムin→終了→母から電話→野菜送ったって→外に出たらちょうど高円寺フェスの真っ最中→舞台で阿波踊りやってる→…

空白の時間に

五時四十五分起床。右足の踵が軽く痛む。キズはない。筋肉というか軟骨というか腱というか筋膜というか、よくわからんが、とにかく皮膚から内側のほうが、痛む。打撲に近い感じだ。どうやら、寝ている間に、あるいはトイレに起きた時、どこかにぶつけたか、…

今日の事件簿

行って帰ってまた行って帰って15,000歩事件 P社の新コンセプトのペン、またすぐ書けなくなった事件 にゅうめんうまかった事件 いなりずしうまかった事件 やっぱりあのコーヒー屋さんは入りにくい事件 限りなく朝食に近い夕食事件 ▼やっぱり猫ベッドの下が好…

忘却の果て

五時四十五分起床。眠ると何もかも忘れるようで、目覚めた瞬間、自分がどこにいるのか、今日は平日なのか休日なのか、この睡眠は昼寝だったのか夜の睡眠だったのか、これらすべてが判断不能になっていて、状況を把握するまでしばらくの時間がかかる。…と書く…

奥泉光『雪の階』

ドイツ人音楽家を日光へアテンドするための打ち合わせにやって来た三人の男たちは、惟佐子、そして継母の瀧子となんやかんやとダンドリを詰めていくのだが、新聞記者の男が不意に、惟佐子に親友・寿子と富士樹海で心中したと世間を賑わしている久慈中尉が、…

時雨と惰眠

五時四十五分起床。葵が起こしに来ない。寒くて億劫になったようだ。今年は秋が長いという。その長い秋に、少しずつ終わりが近づいているらしい。どんぐり、ぎんなんの実の匂い、オナガガモやコガモの渡り、ススキ、オギ。小さなものを数えているうちに、イ…

修理はお安く

五時四十五分起床。昨日は朝から18km近く走り、午後は吉祥寺をうろつき、体はクタクタなはずなのに、夜中に一度目覚めた時の脳は妙に明晰な気がして、今なら何でも考えれるし答えも出せる、と興奮していたものの、そんなものは所詮「気がした」という程度で…

奥泉光『雪の階』

千代子は知人の新聞記者と共に、中絶手術などを手掛ける仙台の産婦人科医のところへ向かう。 知人(の知人)の死の原因究明という重い使命があるにもかかわらず、東北本線での道中はどこかマヌケで、弁当を食うといった描写の一つひとつに愛おしさすら感じる…

今日の事件簿

朝から18kmくらい走った事件 午後は吉祥寺まで歩いた事件 美味しそうなパン買った事件 麻婆茄子つくった事件 風呂で居眠り事件 読書は大澤真幸「〈世界史〉の哲学 近代篇24 父殺しの密かな欲望」(「群像」2018年11月号掲載)、奥泉光『雪の階』。睡魔に負け…

奥泉光『雪の階』

惟佐子の、親友の心中に対する考察、推理がなかなか鋭い。推理小説の趣が強いのに、文体は美しい。この章はシリアスなのでキビキビと書かれているが、他の章はちょっと緩くなったり、さりげなくボケが入っていたり。変化に富んだ小説だ。 雪の階 (単行本) 作…

目的は異なれど

五時三十五分、葵に起こされる。花子はゴハンをもらうために夜明け前から僕を起こしたが、この子は遊んでもらいたくて起こしに来る。目的は異なれど、やっていることは一緒だ。ただ、花子のほうが女のずる賢さがあり、ヒステリックでもあった。葵は無邪気だ…

奥泉光『雪の階』

新登場キャラの女性カメラマン・千代子は、主人公・惟佐子の元「おあいてさん」。惟佐子は彼女に、親友の心中事件について相談する。その千代子は信頼できる新聞記者に…。 登場人物が多い。こういうところも、推理小説的。 雪の階 (単行本) 作者: 奥泉光 出…

差すほどではない

今朝も五時四十五分起床。資源ゴミの回収日だ。昨夜束ねておいた新聞とペットボトルを出しに外へ出たら路面が濡れていた。降ってはいない。一瞬だけ降り、たった今やんだ。そのように解釈できる濡れ方、湿り方だ。気まぐれな降り具合は梅雨のようだが、梅雨…

今日の「突然思い出した」 「太陽の牙ダグラム」

アニメ本編は部活やってたし父親にテレビ見せてもらえなかったからほとんど見たことないんだけど、登場するメカのデザインがすごいなー、って思ってた。ちなみにメカニカルデザイナーは、初代のガンダムと同じ大河原邦夫さん。 ダグラムって、政治の話がすご…

あなたは茂作さんではありませんか?

五時二十五分、尿意で目が覚める。呆れるほど長い放尿。よくもまあ、こんなにたくさんためこんだもんだ。五時四十五分に起きることにしているが、このタイミングではもう二度寝なぞできない。ひとまず横になり、十五分だけころんと横になったが、あっという…

奥泉光『雪の階』

「群像」の最新号の小説、めぼしいところは読んだのでこちらを再開。主人公の親友が死んだと思ったら、まったく別の女性キャラが登場。そうそう、キャラクター小説っぽいんだよね。 雪の階 (単行本) 作者: 奥泉光 出版社/メーカー: 中央公論新社 発売日: 201…

観察力からの創造

五時四十五分起床。葵が起こしに来た。声をかけると、寝起きのせいなのだろうか、ひどいダミ声で返事をしてくれる。ニャーになっていない。アギャー、ビギャー、そんな感じだ。 明け方に一雨降ったようだ。路面が濡れている。空気がノドに優しい。 掃除、そ…

絲山秋子「御社のチャラ男」(7)

「群像」2018年11月号掲載。 突然、ビジネス小説みたいになってしまった。このようなジャンルの小説は読んだことないけどさ。でも、これはこれでおもしろい。中小企業経営者のモノの考え方、世界の捉え方。自分とも多少共通している。ま、この小説に描かれて…

鴨、続々

五時四十五分起床。巨大な浴場のような医療施設のような場所にいる夢を見た。だがそこで何をしたのかはさっぱり思い出せない。おもしろかったという感情だけが残っている。目覚めてすぐメモを取ろうとしても、浴場、医療施設、それ以上のことが書けない。 九…

今日の事件簿

ただひたすらに化粧品事件 なぞの増加事件 なんか静かすぎへん?事件 指痛い事件 原因はAppleのキーボードだったかも事件 うわ、ひっさびさにハズレ本を見た事件(買わなくてよかった) ベロ痛い事件 ナチュラルローソンのカヌレはうまい事件 【NEW】またた…

知られざる絵師、ホントに知らない

五時四十五分起床。日曜だが、平日とおなじペースで身支度する。日中は仕事。夜は食事しながら日曜美術館の再放送「生き物のいのちを描く~知られざる絵師 小原古邨~」を観た。欧米で、版画で名を馳せた吉田博についてはいろいろ調べたことはあるのだけれど…

今日の事件簿

病院存続署名運動事件 掃除は意外と手際よい事件 葵なぜか終日ハイテンション事件 午後はひたすら仕事事件 右手の親指の付け根が痛くなってきた事件(ドクターグリップを使うとココが痛むことがある。ここ数日はずーっとドクグリ) いつもの感覚で新しい包丁…

朝の雨、そしてグネグネと吉祥寺

五時四十五分起床。曇天。朝のうちは時折、軽く雨が降った。だが昼前には千切れ千切れではあるものの、青空がのぞきはじめた。気温は下がっているようだが、室内は湿度が高いせいか、半袖でもいけそうな程度。汗ばむほどではない。 ほぼ終日、書斎に引き籠も…

週刊モーニング

「グラゼニ」、なんだか変な流れになってきた。 「宇宙兄弟」、ワクワクする展開。 「テセウスの舟」、怖い。 「終電ちゃん」、前後編、なのかな。 「CITY」、サイコメトラー? ザ・ギースがお礼言われてた。 グラゼニ?パ・リーグ編?(2) (モーニングコミ…

うどんと金目

五時四十五分起床。二度寝しそうになるが、なんとかこらえた。曇天。路面が濡れている。身支度しているうちに一雨降ったようで、その後も何度か、気ままに降ったり止んだりを繰り返していたようだ。 午前中は某案件の企画と、別の案件の資料確認。 午後は後…