わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2009-09-01から1ヶ月間の記事一覧

ガンタンク

ガンプラMGシリーズ。新商品らしい。ってことは1/100スケールなのかな。25年くらいガンプラつくってないからわかんないや。今はプラモデルをつくると猫にパーツをポイッとされてしまうので、絶対無理。MGって総じてパーツ数がハンパなく多いらしいので、シャ…

平田俊子「スロープ」

突然断片化しはじめる世界。語り手の記憶に、土地の記憶やら伝承やら祖父母たち親族の一生やらが紛れ込み、世界が多重化してゆく。厚くなる、というよりは、ところどころにかさぶたができているような感じ。飛び石的というか。群像 2009年 10月号 [雑誌]出版…

木村たちと雑魚寝

スマップと雑魚寝する夢を見た。なんでだろ。五時三十分起床。雨。 昨夜はひどい寝汗と喉の渇き、そして花子や麦次郎の大騒ぎで一時間おきに目が覚めてしまい、ほとんど熟睡できていない。起床直後は脳と身体の重さに辟易していたが、仕事をはじめるとどうい…

濡れながらジョギングでも

五時四十五分起床。夜中のうちに雨が降ったらしい。雨音に一度目覚めたような気がする。いや、雨音で目覚めた花子に起こされた、ということかもしれない。秋の長雨の季節か、と思う。初夏の長雨すなわち梅雨は息苦しさに根を上げてしまうこともあるが、秋の…

Japanese Popstars『We Just Are - Live』

Amazon.co.jpで、以前に「H-J > Japan」関連のJapanの『Very Best of Japan』またはその他のミュージックをチェックされた方に、このご案内をお送りしています。『We Just Are - Live』、現在好評発売中です。 ぼくが好きなのは80年代はじめに活躍したブリテ…

ウチのカミサンの作品のポストカードなどなどが

楽天のショップ「ねこの引出し」さんで販売されています。どーぞよろしゅうに。http://www.rakuten.co.jp/kaminoneko/ [rakuten:kaminoneko:10000600:detail] [rakuten:kaminoneko:10000824:detail]

けらえいこ『あたしンち(15)』

マイペース路線。思うに、アニメの「あたしンち」はキャラの性格が原作から少しずつ離れてしまっているような。何気ない日常をただひたすらに描きつづける原作のほうが好き。あたしンち 15巻作者: けらえいこ出版社/メーカー: メディアファクトリー発売日: 2…

ため息が止まらない

五時五十分起床。まだ少し風邪っぽい。薬を飲んで仕事。曹長から集中して夜まで作業していたら脳が飽和状態になってしまった。熟考というのができなくなってきた。アタマがしんどくて、ため息が止まらない。この日記を書くので精一杯の状態。 ↓「ため息」で…

平田俊子「スロープ」

「群像」10月号より。方南町から引っ越してきた新中野・鍋屋横丁/十貫坂のマンションが舞台。どうやら、「火事」をつうじて生活を語ろうとしているような。 平田さんは敬愛する詩人・伊藤比呂美ねーさんのマブダチ。そして、ねーさんと並んで日本を代表する…

般若の能面

六時三十分起床。曇天。やや肌寒い朝。 身支度ドウブツの世話掃除と立てつづけに済ませ、さて仕事、と取り掛かると、二時間ほどして猛烈な睡魔に襲われた。頭痛、そして気管支あたりの苦しさ。風邪がぶりかえしてきたか。疲労が妙な形になって浮き出てきたか…

new balance MX8518JB

ニューバランスのZIPソールタイプのハイテクランニングシューズはとても気に入っていて、過去に二足ほどはきつぶしている。このZIPソール、どうやら開発も販売も終了らしく現行ラインナップにはないことを残念に思っていたのだが、運よく特価品が見つかった…

高橋源一郎「日本文学盛衰史 戦後文学編(1)」

「群像」10月号掲載。源一郎さん、現在は大学教授という肩書もお持ちだが、そこでの経験を活かした設定になっている。すなわち教授とゼミ生という、世代格差や文学への想い、そして読書経験がまるで異なる二者の交流を通じて戦後文学を語るというスタイル。…

福井晴敏『機動戦士ガンダムUC(8)』

他界したビスト財団の当主カーディアス・ビストの隠し子だったバナージと、カーディアスに仕えていたガエル・チャンとの会話。ファーストガンダム以来、なんとなくひっかかっていたニュータイプの本質、というかあるべき姿というものが、おぼろげながら見え…

いつもよりちょっとだけお寝坊さん、と

休日だからいつもよりちょっとだけお寝坊さん、と六時三十分に起床するが、よくよく考えるに今日は仕事をしなければいけない土曜。だが慌てず、いつものように身支度し、ドウブツたちの世話をし、午前中一杯たっぷり使って土曜恒例の中掃除をした。 昼食は先…

Mandal-art マンダラートの使い分け

マンダラートには以下の6種類がある。 ●手帖版「マンダラート手帖」…以前はこれがメインだった。何度かバージョンアップしている。ミニ6穴のシステム手帖に、B7サイズのマンダラリフィル、使い方をシンプルに、でもしっかりとまとめたブックレット、そしてマ…

霞が関ビル地下「東京虎カレー」

スタンドカレー的だが、出てくるメニューは本格的。チキン虎カレーを注文したが、玉葱ベースでおそらくトマトとチャツネをゼイタクに使って酸味を出しているソースはさらりとしているのにしっかりとしたコクがある。もちろん香りもいい。ベースのしっかりと…

David Sylvian「Manafon」デラックス版

日記に書いたとおり、まだ聴いていないのだが…。ひとまず開封したので写真だけ。 デラックス版という位置づけだけれど、装丁は地味。「Weather Box」のときのようなゴージャス感やアーティスティックな雰囲気はない。ただし、大切にしてほしいという作り手の…

Manafon到着!

寝ている間は何になっていると思うか、と問われれば、陳腐な答えではあるが、丸太になっているような気がする。あるいは、切り倒されたまま放置された大木。いろいろ夢を見る。大勢の人たちが登場するのだが、倒れたままで身動きの取れぬぼくは彼らの交流の…

色川武大『生家へ』読了

「黒い布」読了。病を通じて頑固さがやや曖昧な方向に向かいはじめた父は、自分のアイデンティティを取り戻すためだろうか、若いころに尽くした家族の幻影もとい幻覚の中に身を落とす。そこにいたのは、愛する故に憎しみを募らせてしまう息子のブタのような…

奇跡的な、あまりに奇跡的な

六時起床。連休終わり。つづけて休んだという自覚はないが。事実、休んでいないわけだが。 午前中は小石川へ。彼岸を過ぎたのにまだ陽射しは暑い。しかし桜並木は葉を黄色く染めはじめ、少しずつ、少しずつ、風とともにそれを散らしはじめている。残暑と晩秋…

色川武大『生家へ』

「黒い布」。歪んだ親子関係が描かれている。フツー、親子をテーマにした場合は親の視点から暴走する子を描き「理解できん」と嘆くことが多いと思うが、本作の場合は親の視点から、ぐれていたはずなのにまっとうに生きはじめた息子の様子をて否定したいと渇…

根気よく投薬

六時起床。今日は完全オフの予定だが、午前中は花子を病院に連れて行く必要があるのでちゃっちゃかちゃーと支度をしなければならないので早めに起きた。曇天。秋晴れの空が見たい。天高く馬肥ゆる秋。 掃除を済ませ、十時に「グラース動物病院」へ。偶然、義…

これで人並みに/甘い休日

五時四十五分起床。曇天。雨が降ったのだろうか、マンションの外廊下に小さな水たまりができている。ニュージーランドに似た形をしていた。 午前中は仕事。ちゃっちゃかと終わらせれば今日の午後と明日はしっかり休める。手を早めたつもりはないが、それでも…

またもや謎のおすすめ本DM

Amazon.co.jpで、以前に「著者別 > な行の著者」関連の中上 健次の『夢の力 (講談社文芸文庫)』またはその他の本をチェックされた方に、このご案内をお送りしています。『幸子さんと私―ある母娘の症例』、現在好評発売中です。 ぼくが無知なのだろうか。中上…

世間はシルバーウィークらしいが

台風一過、という気分。昨夜の花子の膀胱炎、注射が効いたのか帰宅後はすっかり落ち着いた。今日も容体は安定。尿の量は少なめだが、回数も少ないから問題はないだろう。水曜あたりに膀胱のエコー検査を受ける必要があるから油断はできないが。五時四十分起…

参考:上手だなーと思った先生の錠剤投薬

カラーをつけた状態で、診察台の上で 注射器の針を外し、スポイトで水を吸っておいて 右手の親指と人差し指で薬をつまんでおいて 左手と、右手の中指薬指小指の三本を使って顔を上に向けて 口をちょっとだけ開けて 薬をぽとんと落として、口は開けたままにし…

その他のこと

六時三十分起床。午前中は掃除。イワシで昼食。午後よりカミサンと阿佐ヶ谷まで散歩。「caffe Fresco (カフェ フレスコ)」http://www.cafe-master.com/asagaya/caffe%20Fresco/top.htmlでカプチーノ。泡立てミルクとシナモンで猫の絵を描いてくれた。うれ…

膀胱炎再発

夜中、花子に起こされた。薄闇の中でケージの屋根の上に昇り、ぼくを見下ろしながら、ふにゃふにゃと鳴きつづけている。横になれば五分と立たずに眠れるタチで、逆に目覚めもよいほうなのか、こんなときには身体が敏捷に反応する。さっと上半身を起こし、膝…

色川武大『生家へ』

「作品10」。幻覚そして記憶と対峙するようにして街をぶらぶらと歩く様子は、武田泰淳の名作『目まいのする散歩』を彷彿とさせる。生家へ (講談社文芸文庫)作者: 色川武大,平岡篤頼出版社/メーカー: 講談社発売日: 2001/05/10メディア: 文庫 クリック: 7回こ…

一仕事終えたときの解放感に似て

六時三十分起床。背中の(首ではない)寝違えの痛みに顔を歪めつつ身体を起こすのが日課になっているが、その痛みも日々少しずつ和らぎつつある。昨日のカイロプラクティックでの処置の効果は大きかったようで、左側には痛みがつっかえ棒になってしまって80…