わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2016-12-01から1ヶ月間の記事一覧

今年最後の事件簿

床つるつる事件 その手があったかマンション門松事件 フライング餅事件 フライングおせち事件 GT-2000ふくらはぎ事件(ぼくにはミズノが合っている) 熱すぎるんですよ事件 猫元気鳥元気事件 [アシックス] ランニングシューズ GT-2000 NEW YORK 4 TJG939 435…

今年おもしろかったもの、感慨ぶかかったもの 2016年

《文学》 ※新刊だけ ●奥泉光『ビビビ・ビ・バップ』 ●古井由吉「新潮」の連作短篇 ●瀬戸内寂聴「いのち」(「群像」連載中) ●磯崎憲一郎「鳥獣戯画」(「群像」連載中) ●保坂和志『地鳴き、小鳥みたいな』 おもしろい作品に出会えてはいるのだけれど、文芸…

へんなおっさん

五時三十分起床。大掃除はほぼ終了、と思っていても次から次へと気になる部分が出てきてしまう。だがきりがないし、そんな場所は大抵手の届かないような場所で、労力のわりには見た目の変化にとぼしく、さらに苦労して作業してもハウスダストのせいで喘息発…

夜空ノムコウ

五時四十五分起床。昨夜の地震、大きな被害はなかったようだ。 麦次郎、トイレでウンコしたがうまく出なかったらしく、あとから残りをラグマットの上にした。もう、ちゃんと快便してくれればなんでもいいや、どこにしてもいいや、と思っている。コジコジは問…

今日の事件簿

2013年だった事件 普段から喘息対策で念入りに掃除しているから大掃除がラク事件 毒蝮三太夫事件 コジコジヌケヌケ事件 麦次郎ゴキゲン事件 特価でシュトーレン事件 伊達巻き2本事件 14.4km事件 WAVE ENIGMA 5のかかとが事件 最後に地震事件(お見舞い申し上…

短め日記

五時五十分起床。猫もインコも元気。 年内の最終営業日。明日は実質的に動けない。というわけで今日の仕事の密度は尋常じゃなかった。

長嶋有「もう生まれたくない」

X JAPANの初代ベーシストの死、そしてスティーブ・ジョブズの死。さらにはMacの「サッドマック」すなわちコンピューターの死(のメタファー)。断続する死。それらに断片的に接する登場人物たち。 群像 2017年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売…

幻想の休日

五時四十五分起床。三連休のおかげですでに冬休み、もういくつ寝るとなんちゃらほい、という感覚なのだが、仕事をはじめるとそんなものは幻想に過ぎず、これから冬休みがやって来るということもまた幻想、あるいは勘違い、そんな気分になってくる。 昨日の発…

長嶋有「もう生まれたくない」

直線的につながっていた登場人物たちが、急に複雑な人間関係を織りなしはじめた。その、折り目の間に、あるいは中心に、自分たちとはほとんど関係ない人物の「死」が存在している。 群像 2017年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/12/07 …

掃除中心、動物中心

六時十五分起床。朝から晩まで、延々と掃除。 午後、麦次郎が久々の癲癇発作。だが前回から三カ月以上空いているし、発作後の様子もおかしくない。問題なさそうだ。 今日はコジコジを三度握った。顔が求愛行動のゲロまみれになっていたので、こびりついたの…

今日の事件簿

せっせと掃除事件 久々ですね事件 麦次郎大興奮事件 麦次郎はさまり事件 神戸屋のチーズのパン、うめえや事件 コジコジへんなところにゲロ事件 荻窪アルモニーで普通のちっさいケーキ事件 アルコールNGなのでぶどうジュースで乾杯事件 チキンめちゃうま事件 …

写真展「YOHJI YAMAMOTO/モード写真」

代官山ヒルサイドフォーラムで2017年1月15日まで。 レスリー・キーをはじめ、さまざまな写真家が撮ったヨウジのイメージ写真がずらり。大半は書籍やショップでいただくカタログ(というよりコンセプトブックだよな)などで見たモノばかりだが、改めて大きな…

やっぱり80年代な人なんだな

五時四十五分起床。雨上がりの生ぬるく湿った空気が部屋の中ではさほど気にならないというのに外にはその湿り気が身にまとわりつく感じで息苦しくなるくらいではあるのだが、それ以上にのぼりかけた朝日が照らす微かにセピアをおびた青い空のありがたさ、と…

今日の事件簿

微妙にオシッコ失敗事件 待機事件 なしなし事件 新たなるカツラ事件(自分のことじゃないよ) スマホで録音はやっぱりダメっぽい事件 それじゃMacでやってやるよ事件 妻がエチケット(っていうのかな)を手掛けた日本酒がとどいた事件

長嶋有「もう生まれたくない」

「群像」2017年1月号掲載。長嶋有の小説を読むのは何年ぶりだろう。一時期「群像」で連作短篇をやっていたけれど、それ以来かな。ブルボン小林名義のコミック評論やエッセイは時折読むのだが。「たまむすび」にも年1回くらいのペースで出演しているし。 舞台…

冬至なのに

三時、iPhoneでも受けられるようにしている仕事のメールの受信音で目が覚める。その後、脳が興奮したのか三十分くらいだろうか、眠れず。 五時半、麦次郎のゲロで目が覚める。夫婦二人で片付け、三十分。そのまま起床し、身支度をはじめた。コジコジはいつも…

今日の事件簿

何度もおしっこ事件(人) 何度もおしっこ事件(猫) ひとまず組み立てました事件 二杯目は納豆事件 カイツブリが鳴くよ事件 UXの本買おうと思ったのに買う必要なかった事件 吉祥寺肉団子事件 吉祥寺猫ゴハン事件 吉祥寺パン事件 西荻窪ミニブーケ事件(花子…

磯崎憲一郎「鳥獣戯画」(11)

「群像」2017年1月号掲載。 承久の乱と明恵。私小説的なスタートだったはずなのに、気づけば歴史小説になっている。 群像 2017年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/12/07 メディア: 雑誌 この商品を含むブログを見る 磯崎憲一郎の作品は…

行きつ戻りつ

五時四十五分、朦朧としながら日課の血圧測定。10km以上のランニングをした翌朝は過剰なくらい数値が下がるのだが、今朝は、あれ、という程度だった。不思議だ。 最近ほとんど失敗していない麦次郎のシッコウンコを片付け、コジコジのカゴを掃除してから仕事…

佐伯一麦「山海記」(7)

「群像」2017年1月号掲載。 水害の地をめぐる旅の記録が、どんどん歴史の重みをおびるようになる。このまま歴史小説に変質するのか、と思いきや、友人の死という出来事によって語り手/主人公は歴史空間から強引に現実に引きもどされる。いや、時系列を追う…

日差しのせいだろうか

六時十五分起床。十二月だが小春日和という言葉をつい使いたくなる。暖かな日差しに刺激を受けたか、麦次郎が外に出たがっている。コジコジはそういった欲求はほとんどないようだ。とはいえ、日差しが明るければキゲンはよくなる。だからといってわがままを…

今日の事件簿

鼻きれぎれ事件 久々のソーダブレッド事件 俺シャツ買った事件 俺シャツ買った後に妻リュック買った事件 妻リュック買った後にシュトーレン買った事件 シュトーレン買った後に注連飾り買った事件 注連飾り買った後にクッキーもらった事件(ありがとう) クッ…

瀬戸内寂聴「いのち」(9)

「群像」2017年1月号掲載。 大庭みな子の突然の脳梗塞。大手術ののちに見舞いに行くと、寂聴と連れの女性編集者は、包帯ぐるぐる巻きのオバケ状態になっていた大庭から、「河野多惠子は悪人」と言われ、慌ててその場去って寂聴大爆笑。ちょっと悲しい爆笑だ…

捕食に忙しい

五時四十五分起床。身支度、猫とインコの世話(麦次郎はシッコもウンコも快調、コジコジは体重が高め安定。求愛ゲロは相変わらず)を早々に済ませ、午前中は延々と、大掃除もとい引越さながら手間と勢いで、書斎と玄関を片付ける。今日は六年近く使ったキヤ…

激しく怒られた

五時四十五分起床。ゴミを捨てに外へ出ると、大きな黄色い月が家々の屋根に沈みかけていた。 麦次郎もコジコジもいつもと変わらず。 仕事。昨日、比較的苦戦した某案件の構成案とコピーを朝イチで確認してから納品。 十一時過ぎ、整骨院でアキレス腱の治療。…

ややこしいが、いい感じ

みんなで海に行く。だから海に着く前に、路地で海パンを履いておこう。そんな夢で目が覚めた。五時。二度寝して五時四十五分起床。 早朝からせっせと仕事。某案件の企画書。多忙さと混乱からは脱しつつある。 コジコジのカゴ掃除。止まり木にかけた大量の求…

多和田葉子「地球にちりばめられて」(2)

先週、今週とやたら慌ただしいので、ちょっとずつしか読めていない……。 (全部読んでるわけじゃないけど)今までの多和田作品以上に、「言葉」へのこだわりが強い。 群像 2017年 01 月号 [雑誌] 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2016/12/07 メディア: 雑誌 …

出る猫、汚れる鳥

五時四十五分起床。かすかな寒さと尾を引く眠気。 麦次郎、朝から大騒ぎをしている。予報では午後から雨だが午前中は不思議と、断片的ではあるが雲が途切れて明るく陽が差す。朝日の明るさに刺激され、外に出たい気分になるらしい。だっこして、ちょっとだけ…

今日の無事件簿

猫もインコもいつもどおり快調事件(インコは相変わらずキタナイ顔してるけど) 家から出てないや事件 仕事しかしてないや事件 そのかわり仕事は大きく動いたよ事件

戸田山和久『哲学入門』

ひとまず本編読了。今は参考書籍のページ(も本編と変わらない感じ)を読んでいる。 唯物論の範囲をはみ出した、でも科学的なアプローチでこの世界の仕組みについて迫った意欲作だと思う。哲学は人生訓の集合体なんかじゃない。でも、世界を知ること、人間と…