わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ファッション

サボらないように見張っていた

五時四十分起床。早朝からせっせと窓掃除。いつもGWと夏休み頃にリビングの窓ガラスの汚れをしっかり落とすようにしているのだが、夏休み頃は暑すぎてまったく手を付けられなかったので今になった。水とスクレイパーを使った作業は好きなのだが、愛猫・葵も…

五十のおっさん、ワイズでレディースのパンツを買う。

五時四十分起床。晴れ。コジコジが機嫌よくさえずっている。いや、さえずりではなく叫びか。久々の朝日に昂ぶっていることが声の大きさからよくわかる。 午前中は掃除に専念。 午後は妻と吉祥寺へ。きちんと買い物に行くのは三ヶ月ぶりくらいか。まず吉祥寺…

ゴルチェと抽象画

今朝も五時四十分起床。雨。日中には雪に変わったようだが積もることはなかった。氷雨、というタイトルの演歌を思い出す。 ゴルチェがクチュール引退というニュースが入ってきた。ま、デザイナー引退ということではないらしい。大学生の頃大好きだったデザイ…

サプールの話で

五時四十分起床。昨日は疲労がたまったのか体中に凝りを感じ、一日中苦しかったのだが、ストレッチや筋膜リリースを念入りにやってから寝たのが功を奏したか、今朝は肩に揉み返しのような痛みこそ感じるが全体的には快調で、ストレッチの、そして筋膜リリー…

民芸、ヨウジ、シャネル

六時二十分起床。早朝から掃除。窓をせっせと拭き、桟に積もった埃も取り除いた。ベランダ側から窓を拭く様子を、部屋の中から葵が興味深そうに見ている。 午後は外出。松屋銀座で正月飾りを購入。ここは作家モノや民芸テイストの色濃く残ったものなどが充実…

ビュー、ゴー

五時四十五分起床。今朝も冷え込みが厳しい。ガサガサと騒がしい乾いた音がメリハリを効かせて響く十二月の風。落葉が済むと、風の音はもっと高くなる気がする。十二月は葉の音のせいで「ビュー、ゴー」。一月以降は、枝が風を切るので「ピュー」。そんな感…

服を買う

夜中に何度も目が覚めてしまった。暑いから、というのは明白だが、加えてノドの痛みも原因のようだ。昨日は朝イチでベランダに日除けの農作業用のネット、あれはサンシェードというのか、オーニングというのか、ともかくそれを取り付けたのだが、ベランダの…

うずかぬように

五時四十五分起床。昨日処置した歯ぐき、まだ出血がつづいている。 朝から外出。総武線の遅延にひやひやしながら飯田橋へ。某案件で得意先を訪問。なんとか間に合った。 後楽園で昼食をとってから、小石川で本日二本目の打ち合わせ。午前中は通販関連だった…

またレディースを

六時起床。首の痛みはかなり軽くなった。日常生活への支障はほぼない。首よりも暑さのほうが気になる。コジコジは少し夏バテ気味なのかテンション低め。だがより心配な麦次郎は日を重ねるごとに元気に、そしてわがままになっていく。夜中や朝イチのオシッコ…

コケココ子

六時起床。雨。篠付くというには少々雨足は弱めだが、外出の予定に面倒くささを感じさせるには十分な降り方。雨のせいだろう、麦次郎もコジコジもぼんやりと眠たそうだ。 録音しておいた「爆笑問題カーボーイ」を聞きながら掃除。「賀来千香子がニワトリだっ…

山本耀司・朝倉優佳「画と機」(東京オペラシティ アートギャラリー)

Yohji Yamamotoファンとしては絶対に見逃せない展覧会、ということで行ってみた。「ガキみたいに絵を描く」と言っていた山本耀司の言葉どおり、ジジイなのに若いエネルギーが感じられるタッチのラフなペインティング。正直言って絵のほうは感銘を受けたもの…

今年おもしろかったもの、感慨ぶかかったもの 2016年

《文学》 ※新刊だけ ●奥泉光『ビビビ・ビ・バップ』 ●古井由吉「新潮」の連作短篇 ●瀬戸内寂聴「いのち」(「群像」連載中) ●磯崎憲一郎「鳥獣戯画」(「群像」連載中) ●保坂和志『地鳴き、小鳥みたいな』 おもしろい作品に出会えてはいるのだけれど、文芸…

写真展「YOHJI YAMAMOTO/モード写真」

代官山ヒルサイドフォーラムで2017年1月15日まで。 レスリー・キーをはじめ、さまざまな写真家が撮ったヨウジのイメージ写真がずらり。大半は書籍やショップでいただくカタログ(というよりコンセプトブックだよな)などで見たモノばかりだが、改めて大きな…

表参道へ

六時三十分起床。麦次郎、朝から妙にテンションが高い。ちょっと声をかけるたびにアオンアオンと鳴き叫び、あれしろこれしろと要求してくる。コジコジ、カゴ掃除中はいつもならキイキイと怒るのだが、今朝はやはりゴキゲン。ふたりともようやく落ち着いた空…

今日の事件簿

猫はおしっこ成功事件 人間もおしっこ成功事件(そのかわりなんだか回数が多い) 脱衣所ではやっぱり怒られる事件 静かなる仕事事件 茄子うめえ事件 外人は日本でハイテンション事件 瓦せんべいはもらえない事件 紙袋と同じ色の靴下事件 ブラジル的ネスプレ…

鷲田清一『ちぐはぐな身体 ファッションって何?』読了

朝日新聞で「折々のことば」を毎日連載している鷲田清一の、二十年くらい前に書かれたファッション論。「わたし」と世界との関係を、ゆがんでいてすべてを認識しきれない、つまり自分自身でありながらも自分から遠く想像で全体像を掴むしかない危うい存在で…

鷲田清一『ちぐはぐな身体 --ファッションって何?』

90年代に発表された鷲田さんのファッション論だが、「身体」という視点から書いているところがおもしろい。ヒマをみて、ちまちまと読み進めている。 身体性とオタクの関連性について言及している箇所が興味深かった。自分とは「他者の他者」、すなわち他人か…

今年おもしろかったもの、感慨ぶかかったもの 2015年

《文学》※新刊だけ ●奥泉光「ビビビ・ビ・バップ」(「群像」連載) ●いとうせいこう「我々の恋愛」(「群像」連載) ●筒井康隆『モナドの領域』 ●古井由吉『雨の裾』 ●高橋源一郎『動物記』 ●磯崎憲一郎『電車道』 ●上田岳弘「異郷の友人」(「群像」12月号…

それでも着つづける

六時十五分起床。暑い。梅雨明け早々、フルパワーで暑さをぶつけられつつある。ちょっと動くと汗が噴き出す。 午前中は掃除、リビングの窓への日よけスクリーンの設置など。毎年、農業用の日よけネットをかけて暑さ対策にしている。台風の時は外すなりからま…

無駄と無駄

五時四十五分起床。変なポーズで寝てしまったらしく、右手が軽くしびれている。 麦次郎、騒がないが外には連れて行かされた。 仕事。朝イチで某案件のアイデア出しを進め、十時すぎに事務処理のために銀行を数件回る。軽く書店を覗き、パン屋でバケットを一…

山本耀司『服を作る モードを超えて』

ちょっと前から、暇な時にチョコチョコっと読んでいる。山本耀司の生い立ち、ブランド立ち上げ、そしてパリコレへの挑戦が本人のナマの声で語られている。耀司さんへのインタビューを文字おこしし、編集して一冊の本にまとめたようだ。 服を作る - モードを…

止まらない汗

五時五十五分起床。夜中から降り出した雨はまだ降っているのか。気配だけではわからない。耳を澄ませてもわからない。 仕事。朝イチでささっと確認してメールで納品、と思っていたが、推敲しはじめたら全部書き直したくなってしまった。結局、3分の1くらいを…

猫の認知症

四時半、花子にゴハンをせがまれ、カンヅメを与える。もりもりと食べている。 五時五十五分、起床。花子、廊下をウロウロしている。いつものようにブラシングをしてあげようとするが、ブラシを見せてもまったく反応せず、ウロウロしつづけている。その足取り…

表参道へ

六時三十分起床。午前中は掃除、読書、猫の相手。 十二時、カミサンと外出。冬晴れ。風はなく、気温も比較的高め。荻窪ルミネのTO THE HERBSで食事。子どもが多い。と思ったら、ジバニャンの着ぐるみとの写真撮影会がある。なるほど。どこにいっても、あの耳…

今年おもしろかったもの 2014年

《文学》 ※新刊だけ個人的には、小説という表現形態がつまらないと思いかけていた一年だったから、振り返ってみるとこんなに良い作品があったということに驚いてしまった。やっぱり小説の可能性は無限だ。・金井美恵子『お勝手太平記』・古井由吉『鐘の渡り…

divkaへ

六時三十分起床。重く濃淡の激しい、しかし薄いところですらしっかりとした厚みのありそうな雲。たちまち雨雲となり、ザアザアと強い音を響かせはじめた。お隣では朝からリフォーム工事がはじまっている。我が家の浴室で見た部材が次々と運び込まれている。…

着ない服を売る

大阪に、コムデギャルソンやヨウジヤマモト、イッセイミヤケなどに強い古着店がある。「プレイフル」という名前。この店に実際に行ったことはないのだが、一度だけY'sのブルゾンをネット通販で買ったことがあり、商品が到着したときに「買い取りいたします」…

松屋そこそこ豪遊記

六時十五分起床。目覚めが遅い。行動が遅い。昨日の14.5kmが響いているのか。ふくらはぎが軽く痛む。カクカクとした、ロボットダンスのような足取りになっているのが自分でもわかる。もっとも、こんな状態は長くつづかない。トイレから戻ったあたりから、体…

ユニクロのフリース20周年記念広告

今朝の朝日新聞朝刊より。今のユニクロを築く最初の一歩になったのがフリースだったのだと思うが、今やこの商品、国民の一人に一着、ってなくらい浸透した「国民服」と言えるのかもしれない。戦時中みたいでイヤな表現だが。 この広告、たくさんの人がコメン…

山本耀司『MY DEAR BOMB』読了

日本を代表するファッションデザイナー山本耀司の自伝。中は余白が多い詩のような記述が多いのでその気になればあっという間に読めるのだが、ちまちまと噛みしめるように少しずつ読んでいたら、とんでもなく時間がかかってしまった。 戦死した父のこと、歌舞…