わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

divkaへ

 六時三十分起床。重く濃淡の激しい、しかし薄いところですらしっかりとした厚みのありそうな雲。たちまち雨雲となり、ザアザアと強い音を響かせはじめた。お隣では朝からリフォーム工事がはじまっている。我が家の浴室で見た部材が次々と運び込まれている。お隣、十七時からリフォーム後のお披露目内覧会をするのだそうだ。施工会社の意向なのだろう。ちょっと見たかったが、残念ながら夕方は外出だ。
 「団地ともお」。そして念入りに掃除。西荻のベーカリー「藤乃木」で購入したパンで昼食。

 

団地ともお 24 (ビッグコミックス)

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団地でDAN!RAN!

団地でDAN!RAN!

 

 


 十四時三十分、カミサンと外出。雨はすっかりやみ、ちぎれちぎれな雲からは黒味が消え、ところどころから青空がのぞいている。カミサンは高円寺の猫雑貨店「猫の額」さんへ。ぼくは目黒へ。しばらく書店で時間をつぶし、十六時にカミサンと合流。お世話になっている「ギャラリー ランクスアイ」さんの六周年記念パーティー兼、ここのオープン時のスタッフで今はファッションデザイナーをしている田中さんが独立して立ち上げたブランド「divka」のプライベートコレクション(来春夏物の展示・予約販売会兼現行商品および前シーズン商品販売)へ。乾杯の時、5年ぶりくらいでアルコールを口にした。銘柄は知らないが、上質なシャンパン。口当たりがよく、クイクイ行けてしまいそうだったが、アルコールは喘息発作を誘発する可能性が高いのでやめておく。日記を書いている今(二十三時過ぎ)、軽く頭痛がしているのはこのアルコールのせいかもしれない。立食パーティー。九段下に店がある和菓子職人さんがねりきりと赤飯を持ってきてくれた。どちらも超美味。ほか、おいしい料理がわんさかと。オーナーさん(女性)のお友達が持ち寄った惣菜が中心と見た。いいことだ。参加者と軽く雑談したり、divkaの服を見たり。

 divkaの田中さんはパリの有名ブランドで修行を積み、日本に戻ってからもぼくの大好きな某ブランドで実績を重ねていった実力派。繊細だが大胆なカッティング、縦へ縦へと美しく流れる優雅なドレープ、そして可憐なプリント素材が特徴と言えば特徴かな。ちょっと80年代のモード系の匂いがする。ヨウジっぽさやコムデギャルソンっぽさが感じられる一方。ディオールみたいなシルエットの服も。VIA BUS STOPなどで購入できるので、気になる女性はぜひショップを訪れて欲しい。カミサンはカーディガンのようなものを、ぼくはレディース専門ブランドだというのにストールを買ってしまった。

 二十時、中開き。ここで失礼することに。ランクスアイさん、ありがとうございました。ごちそうさまでした。
 二十一時、帰宅。大慌てで動物たちにゴハンを与える。長時間家を空け、いつものゴハンの時間に遅れたものだから、みんなちょっと怒っているかもしれない。