わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

術後の経過 10日目

 今朝も五時四十分起床。患部の痛みで目が覚めることはほぼなくなったのがありがたい。寒さで患部が縮こまり固くなり血行が悪くなるのではないか、と心配するものの、幸いなことにここ数日の朝は極端に冷え込むということはなく、目覚めた直後は真っ暗ではあるが寒さは感じぬままに身支度できる。

 仕事。朝から某生命保険会社の案件で混乱するも、なんとなかった。

 十一時四十五分、歯科医へ。今度は昨年治療した奥歯にかぶせてあるものが割れてきたので、治してもらった。こういうのって、続く時はどんどん数珠繋ぎになっていくんだよな。ま、ここで打ち止めにしてほしいけど。

 午後は書斎にこもって別の生命保険会社の案件を黙々と。なんとなく、でつくっていた構成案、ページに落とし直したらピッタリと収まった。長年のキャリアのなせる技、なのかな。

 今日から長年使っていたATOKをやめてみることにした。もともとはEGBRIDGE派だったのだがディスコンになってからATOKを不安定さや重さなどの面で納得せぬまま使い、一時期「かわせみ」も使っていたのだが、自分の環境ではかわせみが不安定になってきたのでまたATOKに変え、10年くらい使い続けていた。しかしMac純正の日本語入力がかなりよくなってきたようなので、思い切って変えてみることに。ここ数年は安定していたが好きにはなりきれていなかったATOKというソフトに毎年サブスクで7,000円以上払うのってどうよ、と思ったのも理由のひとつ。Mac純正を使っていれば作業環境がさらに安定するだろう、という目論見もある。作業効率イコール変換効率ではないのだろうな、と思いながら今もMac純正の日本語入力を使っている。

 夕方は軽くウォーキング。ご近所、そして短めではあるが、妻とよく知らん道を歩いてみた。

 夜、高校の同級生から連絡。週末に予定している忘年会の会場を決めた。

 

 読書はこれから。松浦寿輝「B(5)」(「群像」2024年1月号掲載)を読むつもり。

 

 

 

 

 

術後の経過 9日目

 五時四十分起床。患部に軽い痛みはあるし出血もまだ微かに続いてはいるのだが、排便時の痛み以外につらいことはほぼなくなってきたように感じる。円座クッションを使う必要もなさそうだ。

 朝食後、ランニングへ。恐る恐る、ゆっくりと、短めに。痛んだらすぐ帰ろうと思っていたが、6.7km走って異常なし。ひとまず安心。

 午後は妻と長めのウォーキング。これも少しだけ挑戦のような気分だったが問題なし。

 

 夜はハヤシライスを食べながら、ちょこちょこと「THE MANZAI」。あえてトンチキなネタをぶつけてくるコンビが多いような気がした。たけしの存在を意識しているがゆえに、かな。

 

 福尾匠「言葉と物(6)」(「群像」2024年1月号掲載)。将棋的・囲碁的、そして日記における「いうべきことが何もない」ということについて。日記には、近頃は精神面への効果などを期待して日記を書くことも推奨されているようだが、本来は記録以外の目的は散逸的でころころ変わる。ぼくもこのブログで日記を十年以上書いており、実は手書きの時代を含めると学生の頃からずっと続けているのだが、その頃から「書くことが何もないということを書こう」と決めていた。

 

 

眼がスクリーンになるとき

眼がスクリーンになるとき

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術後の経過 8日目

 五時四十分起床。今朝は目覚めた直後と朝食後、二回も排便したのだが、二回目の排便で患部に猛烈な痛みを感じ、三十分ほど身動きが取れなくなってしまった。小さな不都合が重なったのだと思う。ひとまずボルタレンを服用し、少し横になったら楽になった。復活。

 午前中はせっせと掃除したり、仕事をしたり。午後は落ち着いたので寝ることに。今週の前半は痛みで熟睡できなかったので、その分だけ眠っておこうという算段。

 夕方は妻とウォーキング兼買い出し、3.2km。あてがったガーゼに血はついていたが、痛みはなく、まったく問題なし。

 夜は「THE W」を観た。ショーレースらしい、ハイクオリティな戦いになってきたなあ。

 

 読書は井戸川射子「無形(7)」(「群像」2024年1月号掲載)。自分に関わりのある他者に対して抱く感情が、結局は自分に対する感情に巻き戻されていく……そんな感覚がある。

 

 

 

 

 

術後の経過 7日目

 五時四十分起床。今日で手術してからちょうど一週間になる。出血は明らかに減り、痛みは排便時や長く座り続けた後は感じるものの、生活や仕事に支障を来すほどではない。ただ、まだハードな運動をするのはちょっと気が引ける。ウォーキング程度はやっているが、試しに小走りしてみたらどんどん患部が重くだるくなり、不安になってやめてしまった。あと一週間は様子を見たほうがよさそうだ。

 仕事。年末になり、やたらと慌ただしく、予想外の依頼や指示がどんどん出てくるのだが、なんとかなっている。二十一時三十分終了。

 

 読書は、井戸川射子「無形(7)」(「群像」2024年1月号)を少しだけ。

 

 

 

 

 

術後の経過 6日目

 五時三十分起床。やや痛みはあるが鎮痛剤を飲むほどではない。排便時には強く痛むがしばらくすれば落ち着き、その後は気にすることもなく、ごく普通にしていられる。ただし、まだ出血は続いている。あてがっているガーゼは朝晩の二回取り替えている。

 午前中は肛門科へ。術後の経過は良好とのこと。次回は二週間後でいいよ、といわれた。軟膏を使った方がいいらしいので、処方していただいた。

 パンで昼食。

 午後は書斎にこもってがっつりと仕事。突発的な状況変化が何度かあり、クイックに対応する必要があった。……と書くとストレスを感じているように読めてしまうかもしれないが、そうでもない。むしろ、どうやって対応しようかと思案するのが楽しい。

 

 読書はこれから。

 

▼発送の連絡が来た。またリニューアルしたらしい。

 

術後の経過 5日目

 五時二十分、痛みで目が覚めてしまう。といっても激痛ではない。じわじわと痛む程度なのだが、途切れ目なく持続する。朝食後、ボルタレン服用。一時間もすると落ち着き始めた。出血はしているが、明らかに昨日より減っている。しかし痛みは変わらない。ま、一週間から十日の辛抱らしいから、今は乗り越えるしかない。

 仕事。今日も某生命保険会社の案件。痛み止めさえ飲んでおけば、集中力はそれなりにつづく。

 午後、事務処理のために銀行へ。歩いても問題ない。

 十八時ごろから薬の効果が切れたのか、また痛み出してきた。夕食後にまたボルタレン服用。

 

 手術後は長い距離を歩けていないし、筋トレも肛門に力が入ってしまうのでいまのところ避けている。ストレッチくらいしかできないのも、ちょっと厳しいものがある。ランニングなんてもってのほか。でも、来週末には走れるかな。

 

 堀江敏幸「二月のつぎに七月が(52)」(「群像」2023年12月号掲載)。大人しそうな女性の別の一面。天井一面の、シャボン玉らしきシミ。静かな怖さ。だが、その根本のところを知りたくなる。

 

 

 

 

 

術後の経過 4日目

 五時四十分起床。昨夜の激しい痛みが嘘のように消えている。出血も少ない。

 仕事。某生命保険会社の案件を黙々と。Apple Watchの機能を使って一時間に一度は立ちあがるようにしているが、どうしても座りっぱなしの時間が長くなってしまう。これがよくないのか、夕方になるとまた痛み出した。ボルタレンを服用。仕事はちょっと無理そうなので、十八時で終了した。

 あまりに痛みが引かないのでネットで調べてみたら、こんな動画を発見。これで不安が解消された。術後七日から十日くらいは、痛くて当然だったのだ。

 


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 読書はこれから。夜に痛みが引いてきたら読むと思う。