わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

この痛みさえ消えてくれれば

 五時四十分起床。軽く寝違えた、と思っていたが時間が経つにつれて痛みが強くなり、不安になって何度かアイシングしたが、悪くなる一方だ。幸い、仕事はさほど緊迫していなかったので整骨院へ向かい施術してもらったが、もちろん即効性があるわけではなく、むしろ寝違えの原因である筋肉のこわばりが原因なのだから、そちらを解消する根本治療ということになるが、こちらが求めているのは実は根本治療と即効的な痛みの解消の両方、どちらかと言えば今はこの痛みさえ消えてくれればという思いのほうが強いわけだが、それは整骨院の先生には伝えたりはせず、とにかく感謝感謝と心のなかでつぶやきながら、ひたすら受け身でマッサージやら電気治療やらを受けつづけた。

 

 読書は、首が痛むのであまりしなかった…。

 

 

今日の事件簿

  • メールで見積事件
  • クラウド経由で原稿事件
  • またまたベネッセという名が事件
  • 覚えていらっしゃって感激事件
  • 投資家連呼事件
  • 千疋屋ランチ事件
  • 原宿は人だらけ事件
  • アディダスの厚底事件
  • 出発点は文楽ですよ事件
  • まるでバブル時代のテレビマン事件
  • ビールは丁重にお断り事件
  • 新宿おしっこ事件
  • 鼻水でろでろ事件

 

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川上弘美「そういう時に限って冷蔵庫の中のものが」

「群像」2021年5月号掲載の連作短篇。先月号の内容の延長にある。腐れ縁的な友人の男性と、出版社の担当編集者との意外な関係。人間関係の妙な距離感がおもしろい。不思議な接近があったり、縮まらない距離があったり。

 

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: 雑誌
 

 

 

東京日記 6 さよなら、ながいくん。

東京日記 6 さよなら、ながいくん。

 
三度目の恋 (単行本)

三度目の恋 (単行本)

  • 作者:川上 弘美
  • 発売日: 2020/09/18
  • メディア: 単行本
 

 

使いつづける意味は/三度目の

 一時半、首の激痛で目が覚めた。寝違えた状態だったが、メディカル枕では首をさらに圧迫することになり、痛みが悪化するらしい。心地よいポジションを探して寝直したが、三時にまた痛みで目が覚めてしまった。これはアカン。熟睡できない。今まで使っていた無印良品の枕に換えて寝ることに。今度は五時半まで眠ることができた。痛みは悪化していない。なるほど、メディカル枕は合わないか。仕方ない。このまま使いつづける意味はないので、返品することにした。

 仕事。某案件のプレゼン準備など。

 東京、三度目の緊急事態宣言になりそうだ。状況に合わせていくしかない。去年はそれでうまくいった。今年もうまくいくだろう。楽観は禁物だが、楽観できない心理状態もまた禁物だ。

 

 

ガーベラ記念日

 五時四十分起床。メディカル枕、一日目。調子いい、とまでは言わないが、特に問題はなさそう。

 午前中は少しだけ仕事、そして掃除。少し鼻水。おそらく、この季節になると毎年悪化するアレルギー。

 午後はしんどくなってきたので寝ることに。メディカル枕を使ったが、いつもはぜったいにしない横向きで寝てしまっていて、そのせいであろう、首が痛くなっていた。肩幅がある体型なので、横向き姿勢で寝ると首がおかしな曲がり方をしてしまい、必ず痛めるのだ。あーあ。カラダに合わないのか、それとも思わず横向きで寝てしまうくらい快適だったのか。ひとまず十四日間は送料のみ負担で返品OKなので、もう少し様子を見る。

 夕方、復活。コーヒーとワッフルでお腹を軽く満たしてから、妻と一時間ほどウォーキング。西荻窪の街、人出が微妙に少ない。飲食店は昼間から開けているか、割り切って閉めているかの二択らしい。そして、夕闇の中でも鮮やかさがわかる春の花たち。そういえば、今日はガーベラ記念日だそうだ。

 戻ってから、また少し仕事。

 夕食はラム肉をグリルして食べた。

 読書はあまりできず…。これから少し読もうかな。

 

藤代泉「姫沙羅」

「群像」2021年5月号掲載、ようやく読了。

 中学生(高校生だったかな?)の頃に他者と話すことができなくなってしまった主人公・陽菜のゆるやかな、いつのまにやら、という感じの恢復。そして大学生になって、そして心を許せるかと思っていた男性の、ゆるやかで曖昧で中途半端で、普通ならそうとはとらないような裏切りへの、とまどいと不信と怒りと寂しさが入り混じった複雑な感情。その感情を受け取った男性の(そうとはハッキリ書かれていないのだが)自死から受けた、これまたあいまいな悲しみ。悲しみというよりは、落ち込み、鬱のようなものにちかいかもしれない。最終的に陽菜はこの状態からも立ち直れるのだが、彼女の人生において、立ち直りの契機となるものは、明確には存在しない。ただ、両親や祖母などとの会話、記憶、そして農家ならではの植物や蚕などとの小さな接点が、少しずつ、彼女に力を与えていく。ただ、そのように明確には描かれていない。陽菜も積極的に今の状況から抜け出そうとはしていない。ただただ時間に、状況に、流されつづけている。その、流され具合の描き方、行間から感じられる距離感が、おもしろい。タイトルになっている「姫沙羅」という木は彼女の庭に植えられてもので、その場所は父が大昔に家畜として飼っていた馬がなくなったときに弔おうとして掘った穴の場所にある。結局、馬はそこには埋められなかったのだが。陽菜は姫沙羅に強い思い入れがあるわけではない。ただ、なんとなく、花の存在を感じているだけだ。感じ方が作中の時間の経過によって大きく変わるわけでもない。姫沙羅が彼女を見守っている、といったベタで感傷的な描かれ方をしているわけでもない。

 あちこちに空洞がある作品、という印象を受けた。それを何で埋めるか、いや、埋めることができるのか。その回答は誰にもわからない。大きな穴のあった場所に生えた木がタイトルになっているというのは、このことのメタファーになっているのかもしれない。

 

 

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

群像 2021年 05 月号 [雑誌]

  • 発売日: 2021/04/07
  • メディア: 雑誌
 

 

ボーダー&レス

ボーダー&レス

  • 作者:藤代 泉
  • 発売日: 2009/11/07
  • メディア: 単行本
 

 

 

開封から十二時間かかる

 五時四十分起床。起きるや否や、葵が遊べとねだってきた。四歳だが、まだ子猫のように夢中になってあそぶ。少しだけ追いかけっこをしてあげた。

▼昼間はこうして寝ている。

 午前中は掃除。ポツリポツリと降りはじめた。この春、週末は雨になることが多い。

 「通販生活」で注文しておいた「メディカル枕」が届いた。ここ数週間品切れだったのだが、四月に入って再調達できたようだ。以前、この枕は少しだけ使ったことがあるが、よくわからないまま使わなくなり、それはもったいないよ、と友人が持って帰ってしまった、という経緯がある。十数年ぶりの再トライ。まずはパッケージを開封して、形状を戻す作業。圧縮された状態で届くので、使えるようになるまで開封から十二時間かかる。

 
 
 
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 午後からは仕事。某案件の資料を読み込む。これまで手掛けたことのないタイプの案件なので慎重になっている。

 十六時すぎ、疲れを感じたので一時間ほど仮眠。土曜日だ。締切に追われて仕事しているわけではないとなると、どうしても気がゆるむ。

 夕食は、久々に手に入ったクイーンズ伊勢丹釜揚げしらすピザと、トマトとみょうがのスライスをオリーブオイル、クレイジーソルトであえたサラダ。無国籍な感じでうまい。