わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

 五時四十分起床。今日で五十五歳になる。とうとうアラカンなのだが、それよりもすでに人生の半分以上を妻と過ごし、西荻窪という街で過ごし、サラリーマンとして過ごした期間の三倍以上を自営業者として過ごすことができていることに、嬉しさと、驚きと、誇りと、そして今後への希望を強く感じる。こんな、これまでの人生をひとくくりにまとめてしまうような考えを抱いたのは初めてのことだし、それが結婚記念日でも創業記念日でもなく、誕生日だったというのが、またなんだかズレているような気がして我ながら不思議ではある。

 そして、明日は葵の誕生日だ。

 仕事。九時から某案件の打ち合わせ。その後、掃除を挟んで銀行まわり。昼食後は書斎に引きこもって作業。夕方は長めに歩こうかと思ったが、雷雨で断念。

 夕方、外出していた妻がケーキというかタルトというか、を買ってきてくれたので食べた。歳をとってきてからクリーム系が苦手になりつつあるので、フルーツ系はとてもありがたい。

 夕食は、同じく妻が買ってきてくれた「牛肉ど真ん中」を食べた。

 

 

 読書はこれから。

 

PC買い替え

 五時四十分起床。今朝も暑い。

 仕事。某筆記具メーカー案件など。

 午後、事務処理のためにWindowsレノボ)を立ち上げようとしたが、Fan Errorが出てしまってどうにもならない。掃除機で排気口からゴミを吸ってみてもダメ。エアダスターを使ってもダメ。ここ数日、こんな状態がつづいている。あれこれ試しに試した末、一度強引にBIOSの画面に入り、そこから引き続き起動させるとなんとか立ち上がることがわかってきた。しかし、これでは面倒だし不安だ。メーカーに修理を依頼した場合の概算費用をホームページで確認してみたが、最低でも3万円以上かかる。事務処理専用と割り切って5万円という特価になっていたのをゲットしたPCの修理に、購入価格の半額以上のお金をかけて修理するのはなんか釈然としない。思い切って、新しいものを購入することにした。HPの公式通販サイトがセールになっていたので、ここで買うことに。13インチのモバイル系にして、外出先でも使ってみることにした。さて、どうなることやら。メインマシンはiMacだからなあ。

jp.ext.hp.com

 

 

 

 読書はこれから。

 

マンションならありうる

 五時四十分起床。えらく涼しい朝だ、と思ったらリビングのエアコンが27度で稼働していた。この冷気が一晩かけて家中すみずみまで行き渡っていたようだ。二階建て三階建ての一戸建てではこんなことは起きにくいだろうが、マンションならありうる。

 仕事。朝イチで某Web系案件。ようやく前進、という感じ。

 午後は別の案件に取り掛かるもあっという間に終わってしまい、二時間くらい時間が空いたので、溜まっていた古い資料を処分した。

 十七時、某案件のリモート会議。

 夕食はししゃものフライを食べた。

 

 高橋源一郎「オオカミの(5)」(「群像」2024年8月号掲載)。動物が人のように言葉を話す世界で、動物と人が共存する。一方で、本というものがどうやら社会から…。世界観はかなりわかってきたのだが、どんな物語になるのかは、まったく見えない。まだ序章がつづいている感じ。

 

 

 

 

 

 

 

意外にケロッと

 五時四十分起床。昨夜は帯状疱疹が治ってから初めてのランニング、7km程度だったが汗だくになり、こりゃ明日の朝はキツいかも、と思っていたが、意外にケロッと目覚めてしまい、拍子抜けた。

 仕事。十一時からリモートで打ち合わせの予定だったが、得意先が例のWindowsのトラブルで全社的にPCが使えなくなったため、延期になってしまった。その後、復旧の連絡が届いて打ち合わせは明日の夕方に延期となった。

 夕方、ふと気になってeGovアプリをチェックしたら、算定基礎届が不備で戻されていた。政府がやっているアプリだからか、通知系がホントに不親切。時々、自分からチェックしないと見逃してしまう。

 

 くどうれいん「残ること」(「群像」2024年8月号掲載)。ジェネレーションギャップのようなものを感じつつ、一方で共通する何かも感じつつ。

 

 

 

 

 

習慣や感覚を引きずるように

 五時四十分起床。今朝も暑いがたいしてキツくないと感じるのは体が順応しているからか。五十代になり夏の始まりや梅雨の中休みの時期に軽い熱中症になったことは二度ほどあったが昔から暑さには比較的強いようで、湿度さえ高くなければ室温が三十度以上でもエアコンなしで過ごせるころが多い。こういう体質の人が、高齢になると若い頃の習慣や感覚を引きずるようにして夏を過ごし、ぱたっと倒れるのかもしれない。

 午前中は掃除。先日のAmazonプライムでーで購入したFire TV stickをテレビに取り付けてみた。Amazonプライムは視聴できそうだが、TVerがうまくいっていない。アプリをインストールしたがホーム画面が表示されない。まあ、あまり見ないからいいのだけれど。

 午後は読書したり、Amazonプライムでドラマを見たり。

 夜はランニングするつもりだったが豪雨、雷雨で洪水警報まで出る始末。仕方ないので、家でエアロバイクをして過ごした。

 

 工藤庸子「文学ノート・大江健三郎 Ⅲ 神話・歴史・伝承 『万延元年のフットボール』『同時代ゲーム』」(「群像」2024年7月号掲載)。大作なのでなかなか読み進まないが……大江さんが「神話」「歴史」「民話」「伝奇」という四つの単語を意識的に使い分けているという分析、当たり前といえば当たり前なのだが、おもしろい。そして『同時代ゲーム』におけるエスペラント語の役割も興味深かった。

 

 

 

 

悪くない朝の迎え方

 五時四十分起床。明け方に暑さ寝苦しさを感じたが意外に寝汗は少なく、睡眠不足や疲労は感じない。かといって清々しい朝を迎えたとも言い難いのには釈然とせぬ思いがあるものの、梅雨明けとなりいよいよ本格的な灼熱の季節が来たタイミングとしては、決して悪くない朝の迎え方なのだと思う。葵は上手に涼しい場所を見つけてはコロンコロンと転がったり佇んだりしている。目が合うと、ここにいたらダメなのかとでも思うのか、ダッシュで逃げる。

 仕事。朝イチからあれこれとややこしい作業をこなし、十一時からは二時間のリモート会議。議論が進んだというのではなく、理解が進んだという感じ。

 午後からはこの会議の内容をひたすら反映する作業。夕方には別の案件のデザイン案がデザイナーから届き、これの確認も進めていたら、あっという間に時間が過ぎた。

 夕食は牛肉の豆苗炒め。インコのコジコジがまた換羽になったので、栄養補給のために豆苗をかかさないようにしている。インコファースト、人はついでの食材。

 

 くどうれいん「残ること」(「群像」2024年8月号掲載)。現代風な恋愛、というわけでもないか。舞台が現代であるだけ。火傷のシーンの描写は、なまなましさはないのに、顔をしかめてしまった。