わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

気がするが、気がするだけ

 五時四十分起床。今朝もまた涼しい。

 九時、西荻整骨院へ。首と肩甲骨の痛みが二週間もつづいてしまい、これはちょっとおかしいので対処療法ではなく原因にアプローチしてもらった方がいいと考えた。ストレートネック、反り腰、巻き肩で痛みが発生していたらしい。痛みはトリガーポイント療法で取り、これとは別に自由診療で骨格矯正をやることになった。整骨院なので、一般的な整体やカイロより少しだけリーズナブルかな。三カ月間の治療計画を立ててもらった。しばらく通うことになる。

 パンで昼食。午後は書斎に引き籠もって某食品会社Web、某IT企業Web。

 夕方、妻と青梅街道沿いのモッピー&ナナ,クイーンズ伊勢丹とハシゴ。草むらから聞こえる秋の虫たちの声がより高く澄んで聞こえるようになった気がするが、気がするだけなのだろう。

 

 舞城王太郎「デニムハンター」(2023年10月号掲載)。孤独、闇、そして何も知らないことや何もわからないこととの接触。ヒトが本能的にコワイもののオンパレード。

 

 

 

 

 

母が八十代にして

 五時四十分起床。涼しい朝。夏の気配は感じられず、いかにも秋の彼岸という感じではあるが、これまたつかの間なのかもしれない。

 十時、外出。実家のある古河へ。三年ぶりに両親に会う。二人とも元気そう。母が八十代にしてスマホデビューしたいというので、あれこれお膳立てしてきた。父はガラケーのほうがいいらしい。

 

 電車の中で、円城塔『文字渦』などダラダラと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

曖昧で

 五時四十分起床。朝の空模様は曖昧で、降ったりやんだりを繰り返している。やんだタイミングで妻が外出。湯島の猫まつりに参加。ぼくは朝から掃除に専念し、十一時頃から仕事。某不動産系案件。

 昼食。涼しいが、夏に食べた素麺があまっているのでそれを片付けた。

 午後も仕事。十五時頃、予定より早く片付いたのでささっとコープへ買い出し。帰ると義父母がすだちを届けてくれていた。

 十六時、ランニングへ。降らないだろう、涼しいのもありがたい、と出発したものの、4kmほど走ったところで雨が普通に降ってきた。小雨というレベルではないので引き返した。それでも7.5kmくらいは走った。

 

 シャワーを浴びてから、イベント帰りの妻と合流し、またコープで買い物して帰宅。夜はゆっくり過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

むしろ梅雨に近いか

 五時四十分起床。雨がつづく。秋雨という言葉があるというのに使いたくなくなるほどの蒸し暑さ。この不快さと気まぐれな降り方は、むしろ梅雨に近いか。

 仕事。某食品会社のパンフレットの修正を済ませてから、某IT企業の案件をガチャガチャと進める。落ち着いたところで、今度は某不動産会社のホームページ。とにかくめまぐるしい。

 

 石沢麻依「琥珀の家の掌」(「群像」2023年10月号掲載)。大人になった語り手が案内状を受け取ったので訪れた従姉のいずみの個展の様子と、幼いころにいずみの家に一時的に預かられていた時の記憶が交差していく。いずみの個展はいかにも現代美術的で、「手」への執着がすごい。一方、幼い頃のいずみの家は琥珀の加工業を営んでいるようで、琥珀の破片に荒れた手が描写されている。短いが、妙にインパクトがある。

 

 

 

 

 

 

今が暑いという認識だけが

 五時四十分起床。ベランダに出ると心地よい風が吹いていた。これが一日中続けばいいのに、と毎朝のように考えているが、実際に暑くなりはじめると、意外にそんな考えは忘れてしまっている。涼しくなればいいのに、という願望は吹き飛び、ただただ今が暑いという認識だけが突っ走っていく。

 仕事。某案件の企画書を黙々と。十一時、銀行で事務処理。暑い。少しだけ雨に降られた。

 午後も書斎に引き籠もって作業。

 夕方、ウォーキングへ。雨は降らなかったが空は暗く重い雲が広がっていることが微かにわかる。湿り気のある強い風が吹く。涼しいという感じはまったくしない。台風接近の時の風に似ている。

 夕食は牛キムチ炒めを食べた。

 

 読書はこれから。

 

 

 

 

 

セピア色の心地良さ

 五時四十分起床。真夏の苛酷さは去ったようだが残暑の苛酷さはまだまだつづく。セミの鳴き声はほぼ絶え、日が沈むと秋の虫たちが静かに涼しげに鳴くというのに気温はいっこうに秋らしくならず、しかし時折吹く風に、ほんのわずかにセピア色の心地良さを感じることはある。

 仕事。顧問税理士からメールが来たので対応してから、某イベント案件を黙々と。集中しすぎて手が痛んできた。

 午後は雨。時折、雷鳴が響く。合間を縫うようにして荻窪駅へ。シリコン系のキーボード用アームレストを買おうと思ったものの、どこにも売っていないので断念。帰宅後、使っていないマウスパッドを切って木製アームレストの上に乗せて間に合わせた。きちんとした商品をアマゾンでポチリ。

 

 

 夜、録画しておいた平野レミの料理番組を少しだけ見た。浜辺美波ちゃんが出ている。そしてレミは相変わらずの暴走っぷり。

 

 石沢麻依「琥珀の家の掌」(「群像」2023年10月号掲載)。語り手の家に叔母から、従妹が開催するらしい個展の案内状が届いたところから物語は始まる。タイトルは「掌の記憶喪失」。いかにも石沢さんらしい始まり方。