わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

高橋源一郎

さくら猫展へ

五時四十分起床。小雨。春は何かと天気が崩れやすい。近頃は袴姿の、大学の卒業式らしい女の子をちらほら見かけるが、自分の卒業式は前日に大雪が降って足元が悪かったことを思い出した。 十一時半、妻と外出。西荻窪駅で妻の友人Mさんと合流し、祖師ヶ谷大…

曖昧な表現をすれば

五時四十分起床。起きるや否や、寒いと独り言つのが習慣、とまではいわずとも、小さな日課、今風にいえばモーニングルーティンの最初のタスク、のようになりつつある。秋頃は「今年は暖冬」と異常気象を煽り騒ぎ立てるように幾度も幾度も繰り返し報じられて…

意味のわからない自慢をする小学生

五時四十分起床。「さむい」という単語が口から幾度となく漏れる。一日に何回「さむい」と言えるかを数えて「おれのほうが多い」と意味のわからない自慢をする小学生になった気分だが、おそらくそんな小学生はほとんどいない。 仕事。朝のうちはあれこれ細々…

そうとしか説明しようがない。

五時四十分起床。走りたいのに走れない、状況がそうさせてくれない、でも走れるから準備する、そんな夢を見た。そうとしか説明しようがない。 仕事。某案件のコピーを黙々と進める。苦戦するかと思っていたが、早めにカタチにすることができた。 夕食は栗ご…

こんな日もある

五時四十分起床。夕べは早めに布団に入ったので、久々に七時間も寝たことになる。ランニング、距離はそれほどでもないがスピードは(自分としては)出していたから、疲労は大きかったのだろう。だから、よく、長く眠れた。まあ、こんな日もある。 仕事。某ク…

関係のない祝日

敬老の日だが、五時四十分起床。今日も仕事だ。ぼくには祖父母がおらず(両祖父と父方の祖母は早くに他界、母方の祖母は東日本大震災の翌日に亡くなった)、両親は高齢者とはいえこの祝日に子から親に何かプレゼントをしたり電話をかけたりというはなんだか…

思い切って寝る

五時四十分起床。ここ数日多忙なせいか、少々目覚めが悪い。眠りの深いタイミングでアラームが鳴ったようで、淀んだような呆けたような感覚がしばらくつづいた。 仕事。資料を読み込んではアイデアを掘り下げたり構造化したり、という作業がずっとつづいてい…

蜩の声を一度も

五時四十分起床。未明に降っていた雨は起床したころには止み、身支度をしているうちに晴れ間が差し込んできた。空の青さに夏の気配はなく、心持ち涼しい。セミの鳴き声もかなり遠くなった。今年は蜩の声を一度も聞けなかったのが悔やまれる。 仕事。某案件の…

ウンコと読書とテイクアウトと

五時四十分起床。 九時、妻が動物病院に電話。まだ少し軟便が出る葵の治療をどうするか、相談。昨夜に採ることができた便を持って病院に来てほしいとのこと。午前中のうちに自転車で行ってもらった。そのあいだ、ぼくは念入りに掃除。便を検査したところ悪い…

夏のまとわりつき

五時四十分起床。晴れ。今日も記録的な暑さになる、と天気予報が脅すように報じている。語気を強めなければ熱中症での搬送者数、死者数は減らない。そんな使命感にかられてのことなのだろう。昨年、父が趣味の農作業中に熱中症で倒れた。他人事じゃない。自…

高橋源一郎「ダン吉の戦争」

「群像」2020年9月号掲載。 最近の源一郎さんらしい文体、そしてお得意のキャラクター借用。戦争、国家、政治、教育、そして歴史。そんなエッセンスの強い展開。 群像 2020年 09 月号 [雑誌] 発売日: 2020/08/07 メディア: 雑誌 さようなら、ギャングたち (…

高橋源一郎「カズイスチカ」

「群像」2020年1月号の新年短篇特集に掲載。さまざまな、高齢者の「死」の間際、そして「死」そのものが断片的に、そして重層的に語られている。少し実験的な感じ。やはり高橋源一郎はこうでなければいけない。表題は鴎外の作品名のようだけれど、残念ながら…

低気圧

五時三十分、自然に目が覚めてしまう。身支度、朝食、そして仕事。着手しはじめた途端、全身がのぼせたような感じになり、汗が止まらなくなる。時間が経ったら落ち着いたが、何だか今日は一日中この感覚につきまとわれていた気がする。 仕事がらみのおもしろ…