わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

知らない言葉がたくさん

 五時四十分起床。わずかに疲労が抜けていない感覚のある気だるい目覚めだったが、葵が朝から元気に家中を駆けずり回っているところみたら、(はた迷惑ではあるのだが)疲労なぞ吹っ飛んでしまった。まだ微かに便が緩いなど、少し怪しいところはあるものの、おおむね回復してきたようだ。とはいえ油断はできない。

 仕事。某案件の定例会議を済ませ、午後からは新規案件の資料の読み込み。物流系なのだが、上屋だの手倉だのAGFだの、知らない言葉がたくさん出てくる。新しい仕事をはじめると必ずこういうことが起こるのだが、意味を調べるのが楽しい。

 夕方からは進行中だった家電系案件に取り組む。別案のアイデアが浮かばす四苦八苦していたので思い切って今日の日中は放置したのだが、これがよかったかもしれない。なんとか形になりそう。

 夕食を食べながら、日テレのバラエティ番組を見た。名字の研究家と日本で一番多くの名字を取り揃えるハンコ屋さんの、レア名字対決。研究家が提示した名字のハンコがお店になかったら研究家の勝ち。あったら負け。なんなんだろう、この面白さは。自分も「五十畑」という名字はレア系なのかもしれないが、全国で2,000人くらいはいるらしいから、この勝負には使われないな…。

 

 高橋源一郎「オオカミの(6)」(「群像」2024年10月号)。動物が人語を話し、一方で物語がなくなったか、物語を読むことや書くことが厳しく統制されている世界の話らしいのだが、断片的な構造なので、全体像はまだわからない。賢治の文体っぽい……。