2006-02-01から1ヶ月間の記事一覧
田杉屋から損害賠償を求められた熊太郎は、弥五郎寅吉と共に、かつて葛城ドールをぶち殺した古墳の宝物泥棒をしてその金を作り出そうとする。
七時起床。朝一番で銀行へ。外注費などの振込みを済ませる。灰色の水彩絵の具で一気に塗りつぶしたような空。寒いが風が弱いせいか、身が縮むような思いはしない。春なのだろうか。梅の花が見たい。しかし近所の古い一戸建ての、小さな雑木林のような庭にあ…
宗教心と宗教は違う、だから救いを求めてはいけない、宗教とはそんなものではない、と父は考えていたのではないか、と主人公(=コミさん)は語る。宗教心は「信仰」という言葉と置き換えてもいいのかな。父は、信じないものも集会所(教会)に呼び入れ、と…
カミサンが大絶賛している、少女漫画/ファンタジーの金字塔的作品。でも、ぼくにはちょっとかったるいかな。まあ、まだ二十ページくらいしか読んでないからなあ。
暴れ回り、侠客を半殺しにし、ペストルをぶっぱなし、造り酒屋の桶に牛分をぶち込む熊太郎弥五郎。むちゃくちゃなことをむちゃくちゃに書く。これは町田の専売特許。
二時三十分、花子が大騒ぎをはじめた。うろうろと部屋を歩き回り、フニャンフニャンと鳴き散らし、眠っているぼくの腹の上をズカズカと乗り歩き、枕元でガサガサゴソゴソとなんだかよくわからないことをしている。退屈らしい。腹も減ったようだ。小一時間か…
金持ちの家へ乗り込む熊太郎弥五郎。
七時起床。午前中は仕事をするが、午後にダウン。熱はないが頭痛がひどい。どうやら夕べから風邪の症状が出ていたようだ。自分では完治させていたつもりであるが、長引いていたか。
広尾方面へ、徒歩五分くらいかな。日本人に馴染みの深い食材でマイルドに仕上げた中華。だから「邦人式」。アルコールは中国ビール、紹興酒をはじめとする中国酒、オリジナルカクテルなどが豊富。ガツンとギトギト中華を食べたいときよりも、ゆっくりとお酒…
牧師をしていたコミさんのオトウサンを題材にした私小説(って言っていいのかな?)。名作「ポロポロ」の続編とも言えるのかな。大学生のときに一度読んでいるのだが、また読みたくなってしまった。
9000点以上の中から常時200〜250点を展示しているらしい。時間がないので見流してしまった。春にこの美術館で開催される「藤田嗣治展」のときに、じっくり観ようと思う。以下、印象に残った作品のタイトルだけ。 野田英夫「帰路」 岸田劉生「道路と土手と塀…
東京国立近代美術館で三月五日まで開催。「黒」を通じて色彩の豊かさを描いた画家、というのが定評である。が、実際に作品を観て驚いた。この画家、それだけではない。すべての作品が、というわけではないのだが、ズレや流れを描こうとしているのではないか…
六時十五分起床。午後からは、何が何でも休むと決めた。もうすぐ終ってしまう「須田国太郎展」を観に行かねばならぬのだ。集中して、昨日作業しきれなかった某住宅メーカーの件に取り組む。午前中いっぱいで、なんとか終了した。余裕もクソもあったもんじゃ…
愛用のPDAであるTungsten Cに保存しておいた「青空文庫」のデータで読んだ。拝金主義・権威主義が大きなカベにぶつかった感のある現代にこそ、読まれるべきエッセイ(正しくは講演記録なのだが)。
遊廓で人助け?
七時起床。午後からは雨が降るらしい。雨を含んでいるかもしれぬ雲は厚く切れ目なく広がっているが、当然ながら夏の夕立のような重く垂れ込めた感覚はない。雪の降る直前のような、空全体を冷やしながら静かに鉛色に光りはじめる兆しもない。春なのだろうか…
奈良まで繰り出したというのに、熊太郎も弥五郎も博奕でぼろ負け。すってんてんで、吉野川で野宿。食い逃げ覚悟で入った飯屋で、財布を拾ってそのままネコババ。
七時起床。書斎の窓の結露が少ない。新聞を取りにマンションのエントランスまで出てみる。東の空の、意外にもかなり高いところまで登っている朝陽を仰いでみる。空は薄い綿雲で霞んでいる。雲は薄く、ところどころで途切れながら空全体を覆い、朝陽を浴びて…
七時起床。腰が重い。いつもより腰の位置が数センチ重みで下がっているような感覚。筋肉の筋と筋のあいだに、何か重たい異物を差し込まれてしまったようだ。痛むほどではないのだが、不快である。午前中、少しだけ仕事をしてから鍼灸院へ。治療してもらった…
熊太郎弥五郎の兄弟杯。
ここ数日、起床する三十分ほど前になると(要するにこのくらいの時間に一度目が覚めるということだ)花子が布団に潜り込んでくる。彼女にとって、これは日課のようだ。 四時、ぼくをたたき起こして朝ゴハンをもらう。 六時三十分、ぼくの布団に潜り込んで甘…
どじょう掬い、ではなく、どじょう救い。だが、救ったどじょうはすぐに小鳥に食べられた。こんなちいさなことでも(いや、じつは小さくなどないのだろうが)、ニンゲンは容易に絶望できる。以降、荒れ狂った人生を破滅型のロックンローラーのように突き進む…
トンチンカンな夢をいくつも見た。カレーパンとクリームパンが混じったような、広辞苑と「少年マガジン」が混じったような、腕時計と腹時計が混じったような、どこかに接点や類似点があるようで、実はまるでない、そんな不思議な内容だった気がするが、残念…
原平さんが環境問題に文字通り「背水の陣」的な心境でのぞんだ、珍しく社会的な作品。ライカ愛用者らしく、古いものを使いつづけることが大切だと説くこの作品を読むと、エコロジーとは物質的な実践といよりも、心の問題なのだということが見えてくる。消費…
博奕には負けつづけ、熊次郎にはコケにされ、あげくのはてに富はお嫁に行ってしまう。
八時。気づけば花子がぼくの後頭部にピタリと腹をつけて寝ている。モゾ、と動くとすぐに起き上がり、ぼくより先に洗面所へ向かった。 風邪気味である。外出せず、家の中で少しだけ仕事をしたり、本を読み散らかしたりした。加藤典洋『テクストから遠く離れて…
森の小鬼かと思ったら、熊次郎とかいう極道モノだった。たはは。それでも腑に落ちないでいる熊太郎。
上妻宏光、吉田兄弟といった民謡のジャンルをはみ出して異分野コラボレーションを積極的に行う津軽三味線奏者の先駆けともいうべき存在。以前沖縄の三線奏者のライブを聞いたことがあるが、後半はほとんどジミ・ヘンドリックス。佐藤通弘もやはりどこかロッ…