わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ヘモヘモと金メダル

 七時起床。午後からは雨が降るらしい。雨を含んでいるかもしれぬ雲は厚く切れ目なく広がっているが、当然ながら夏の夕立のような重く垂れ込めた感覚はない。雪の降る直前のような、空全体を冷やしながら静かに鉛色に光りはじめる兆しもない。春なのだろうか、と思う。昨日の昼間の、薄くまだらに霞みながら広がる白い雲を思い出した。あれは春の空だ。
 午前中は某公共団体の新聞広告。午後からは某ハウスメーカーの打ち合わせ。ほぼ企画が決まりつつある案件だ。二時間で終らせようとしたが、四時間もかかってしまった。非効率の極み。だがこの経緯もまた創造の一部。
 十九時。バッグに忍ばせておいた折畳み傘を差して帰社/帰宅。雨だ。雪ではない。雨滴に春が含まれているような気がした。
 夕食を食べながら、フィギアスケートの荒川静香選手の演技を観た。金メダル。しなやかな緊張感。優雅な強さと自信。そんな印象を受けた。開会式以外で、はじめてまともにオリンピックを観たなあ。
 夕食後は今日の打ち合わせ内容を企画書にまとめる作業。ヘモヘモに疲れたので早く寝ようと思う。
時効警察」だけ見る。「タモリ倶楽部」「検索ちゃん」はパスした。