2011-03-01から1ヶ月間の記事一覧
「ReMember」、どんどん面白くなっていく。謎が謎を呼ぶ物語だというのに、アクションがものすごく王道的。左手が切り落とされたり、とちょっとえぐいけど。戦後まもない頃という設定が個人的に好き、というのもあるかもしれない。中上の作品に通じるところ…
「群像」4月号掲載。9.11同時多発テロで崩れ落ちるビルと、クリスチャンである女教師・山根の自宅近くの聖堂の大火事。はじめて登場した「燃える家」のイメージ?群像 2011年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/07メディア: 雑誌購入: 1…
六時三分起床。微妙な寝坊。こんなものは寝坊と呼べないのかもしれない。寝坊をしたという自覚もない。そもそも寝坊したからといって慌てる必要もない。するべきことは多いが、十分に時間はある。 身支度、結露拭き(いまだ解放されず)、動物たちの世話、ト…
これまで連載されてきた3回分とは、ちょっと文体も雰囲気も違う。断片的な記憶を積み重ねていくことで、伝えたいことに少しずつ、ふらつきながら迫っていく感じ。比較的直線的に物語を描いてきた過去3回分とはまったく違う手法。それだけに、話が過去の連…
「システム>設定>Bluetooth」で認識させたら、あっけなくペアリングできたので笑ってしまった。リュウドのOEMだから、リュウドブランドのBTキーボードでも大丈夫だと思う。 ぼくのBTキーボードは英語配列。工人舎は日本語キーボードだから、接続したまま使…
HPのnx4820という14インチノート。Wubi(Windows ubuntu installer)を利用してXPとのデュアルブートにした。XPはかなりカスタマイズしていてWindows2000並に軽量にしてあるから、軽いOSが2つも搭載されていることになる。メモリは1.2Gにしているので余裕を…
六時五分起床。わずかな寝坊。目は覚めていたのだが、布団から抜け出せず。尻込みするほどの寒さはなく、疲れているわけでもなく、目覚まし時計が壊れたわけでもなく、単純に五分ほど寝過ごした。 ほとんどの案件が提出済み、返答待ちや修正指示待ちの状態で…
「群像」4月号掲載。ドイツの地方都市での文学祭に招かれた主人公(おそらく多和田本人がモデル)は、ホストである地元の高校にホテルの料金を支払えるだけの財力がないために、介護施設に宿泊することになる。 多和田葉子にしては抑えられたスタンダードな…
五時五十五分起床。何度か起こされたが何度起こされたがよくわからない。 かなり春めいてきたようだが窓に付着した結露は量こそ少なくなっているが相変わらずで、冬はおおむね、これをきれいに拭きとることから一日がはじまる。このわずらわしさから解放され…
「群像」4月号掲載。どうやらこの判決とは、不貞の罪を犯した若者に対する判決だったらしいが…平岡はその場の流れに逆向きに翻弄されたかのように、思ってもみなかった持論を展開し、一度は無罪になりかけた若者を追い詰め、最終的には刑を執行する。 現実…
寝入りっぱな、一時間後、三時間後、五時間後、とこまめに猫に騒がれ、熟睡できず。まあ、いつものことだが。五時五十五分起床。 ゴミ捨てのために外へ。風はほとんどない。晴れているが暖かさは今日も今ひとつ感じられず。しかし、昨日以上に春の花々は目に…
「群像」4月号掲載。三島由紀夫が生きていたら…を描いているらしい連作短編。謎の老人組織に加わることになった平岡は、議論のなかで、何に対してなのかわからぬまま有罪・無罪を判断する必要に迫られる。群像 2011年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社…
小刻みに目が覚めた。理由はわからない。一定の間隔でというわけではない。一時間で、ということもあれば、三時間が過ぎていたこともある。目が覚め、しばらくまどろみ、意識が定まりかけた瞬間に目覚まし時計を見ると、不規則に、しかし繰り返し時間が過ぎ…
六時二十分起床。深夜から明け方にかけての冷え込みは和らいでいるものの、朝から強く吹く風は妙に冷たい。今年は明らかに春が遅い。来かけては去る。例年なら三寒四温ですぐに暖かな日が戻るというのに、三寒が四寒、五寒、六寒とつづく。しかしだからとい…
「群像」四月号掲載。うん、3月23日の読書日記に書いたとおりの読後感でした。群像 2011年 04月号 [雑誌]出版社/メーカー: 講談社発売日: 2011/03/07メディア: 雑誌購入: 1人 クリック: 7回この商品を含むブログ (20件) を見る古井由吉の作品はこちら。
ヒヨドリわめき事件 輸液うっかり事件 自宅昼飯とアポ変更の不思議な関連性事件 飯田橋の横断歩道はデカすぎる事件 打ち合わせ場所でも節電事件 そば事件 干物事件 いちご事件
最近は「グラゼニ」が気に入っている。「GIANT KILLING」もそうだが、モーニングのスポーツ漫画は切り口もストーリー展開も普通ではないので退屈しない。 東村アキコの「主に泣いてます」、どんどん恋愛漫画になっていく。でも、やっぱり変だ。主に泣いてま…
五時五十五分起床。神経を研ぎ澄ますようにして起きるのが習慣になりつつある。余震はあいかわらずつづく。揺れに対し、体も神経も少しずつ麻痺しているという自覚がある一方で、少しでもその揺れが強いとたちまち麻痺的症状はどこかに消え失せ、過剰なまで…
「群像」四月号掲載。老いによる惚けという症状を、主人公、その父、祖父、の三代を行ったり来たりしながら重層的に語っている。認識や記憶の衰えと対比的に、タイトルにもある「舞い」が繰り返し形を変えながら登場する。惚けているから舞うのか、舞うこと…
五時五十五分起床。冷え込みに尻込みして布団から出られず、ということはほとんどなくなったが、それでも昨日今日の冷え込みは厳しいようで、窓の結露の量が真冬の頃に逆戻りしている。素足で歩くと床から冷気が伝わってくる。例年なら季節の変わり目の冬と…
「群像」四月号掲載。イントロ的な部分だけ読んだ。老齢の作者が迎える年末年始。そして季節の移ろいを感じつつ読み進める外国の叙事詩…。作者は日々、おなじことを繰り返しながら生きることに煩わしさを感じることに老いの片鱗とある種の狂気、そして奇妙な…
五時五十分起床。気づけば体が頭頂と肛門をつなぐ線を軸に右回りにくるくると回転するような、妙な寝返りを繰り返していた。昨日、ちらりとドリルのことを考えていたからだろうか。 雨。冷え込んでいる。ここ数日はまったく付かなかった結露に窓が覆われてい…
短篇集『蛇淫』に収録。路地に住み、土建会社でダンプカーに乗りながら土方もやる主人公が、スナックの女と浮気をする…。主人公は『地の果て、至上の時』から数年後の、結婚し子どももできた頃の秋幸、と読めなくもない。蛇淫 (講談社文芸文庫)作者: 中上健…
六時、夢の記憶をひきずるようにして起床。小さな商店街をボディのない軽自動車数台で走っている。ハンドルを握る感覚や右折左折するときの重心移動の感覚が妙になまなましく残っている。 午前中は少しだけ仕事。麦次郎、皮下輸液170cc。掃除。カミサンは花…
ubuntu 10.10が(以前のバージョンと比べると)少々重たいので、ウィンドウプラットフォームがGNOMEより軽量なXFce4を使用したいと思い、Xubuntuをインストールすることに。新たにOSを入れるのではなく、今あるUbuntuのインターフェイスだけ追加して起動時に…
アイヤの家の裏手の山で放火らしい火事が起きる。翌日、アイヤは危険な発破現場に出稼ぎに行く。アイヤの子を腹に宿した女キノは、アイヤが旅立ったことなどしらずに、アイヤが火事に巻き込まれたのではないかと心配して駆け落ち未遂をやらかした房の家に…。…
五時三十分、なぜかはわからないが壮快に目覚めてしまった。いつもなら頭蓋骨の裏側あたりにこびりつく眠気と闘いながら起き上がるところが、すっと立ち上がり、しゃっきりと歩きはじめてしまう。昨夜の月で興奮しているのだろうか。 午前中から仕事。某家電…
アイヤは妹である房のほかに、同時に二人の女、合計三人の女を孕ませた状態で刑務所に服役していた男、富森と四年ぶりに再会する。出所した富森は房から自分の子どもである浩二を引き取ろうとするが、すでに別の男をつくり、その子を宿していた房に激しく拒…
六時三十分起床。底冷えするが人をはねつけるような厳しさはなく、ささやかではあるが心地よさを感じる。寒い、と一人でつぶやく。その声が、少しだけ上機嫌に響いているのではないか。そう思った。 今はどんなに小さなことでも、希望につなげなければならな…
五時半起床。早朝から黙々と仕事。原発が気になって集中できないのだが、不安だという気持ちはない。早く終息してほしい。応援している。そんなことばかり考えている。 スパゲティ・ナポリタンで昼食。麵をぐちゅぐちゅと噛みつづけた。 午後、軽く散歩を兼…