五時四十分起床。晴れ。今日も記録的な暑さになる、と天気予報が脅すように報じている。語気を強めなければ熱中症での搬送者数、死者数は減らない。そんな使命感にかられてのことなのだろう。昨年、父が趣味の農作業中に熱中症で倒れた。他人事じゃない。自分もランニング中にヤバさを感じることが時折ある。夏が死と隣り合わせになる。もともとこの季節には水難だの台風だの、そして過去には原子爆弾、と、命にかかわることがあれこれまとわりつく。そのまとわりつき方が、いよいよ深刻になってきた。
仕事。手首の痛みを気にかけながら作業。
午後、渋谷で打ち合わせを二本。渋谷駅前のドラッグストアで鼻炎用の点鼻薬を買ったのだが、例のうがい薬は品切れのままだった。
夕方もひたすら作業。
読書は高橋源一郎「ダン吉の戦争」を少しだけ。オリジナルの「冒険ダン吉」を知らないから、本作でのダン吉の政治的なふるまいが、どこまで原作に忠実なのかがよくわからない。
▼最初のタイトルは『すばらしい日本の戦争』だった。もちろん、戦争礼讃の作品ではない。