わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

高橋源一郎「恋する原発」

 デビュー二作目『虹の彼方に』と同名の章が登場。歴史や社会問題、国際問題とAVとが混沌となり、奇妙な世界観を構築している。初期作品に近いのだが、言葉遊びはほとんどなく、虚構世界ではなく実世界にしっかり根付いている感じがするところも初期とは大きく異なっている。

群像 2011年 11月号 [雑誌]

群像 2011年 11月号 [雑誌]

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

さようなら、ギャングたち (講談社文芸文庫)

ジョン・レノン対火星人 (講談社文芸文庫)

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↓来月には単行本化らしい。
恋する原発

恋する原発

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