わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

ウンコと読書とテイクアウトと

 五時四十分起床。

 九時、妻が動物病院に電話。まだ少し軟便が出る葵の治療をどうするか、相談。昨夜に採ることができた便を持って病院に来てほしいとのこと。午前中のうちに自転車で行ってもらった。そのあいだ、ぼくは念入りに掃除。便を検査したところ悪い菌はいないようで、ひとまず抗生物質の投薬は終了。しばらくは食事療法をつづけることに。腸内環境改善のフードを与えつづけて様子を観る。

 

 午後は読書三昧。

 ▼連邦のエースパイロットとニュータイプがコンビで、バージョンアップした複座式ジオングで出撃。設定のすさまじさと、戦争のつらさ、悲しさ、非情さ。

 

▼ひっさびさに再開。「第9章 古代の懐疑論」。懐疑論はネガティブな姿勢ではなく、むしろ世界の探求という哲学における基本姿勢の根底部分であると言える反面、「判断停止」という手法が哲学・愛知の放棄にもつながりかねず…。著者の熊野純彦は他の作品では語りが難解だが、この本は入門書なので、かなりわかりやすい。これで熊野純彦を知った人が他の著作物に手を出したら、びっくりするだろうな。

西洋哲学史 古代から中世へ (岩波新書)

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古井由吉一周忌の特集。高橋源一郎が、競馬エッセイストとしての古井由吉の魅力を、かなり緻密に紹介している。ぼくが古井由吉を知ったのもの、たしか高橋源一郎のエッセイを通じてだったと思う。タカハシさんには『追憶の一九八九年』という日記作品があるのだが、古井由吉がここでレースを外し続ける様子を書いたエッセイが紹介されていた記憶があるのだけれど、さっきパラパラしてみたものの、見つからなかった。断片だけ読んでもすさまじかったんだよなあ…。

 

群像 2021年 03 月号 [雑誌]

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  • 発売日: 2021/02/05
  • メディア: 雑誌
 

 

 

 

こんな日もある 競馬徒然草

こんな日もある 競馬徒然草

 

 

▼表題作以外も含めて読了。SF的世界観、というより不条理に近いような。ぼくはカフカを連想してしまった。

 

オブジェクタム

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 夕食は西荻窪のテイクアウト。

r.gnavi.co.jp

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 夜はランニングしようと思ったが、またふくらはぎの調子が悪いので(昼間に突然つって、それから少し痛む)、今週はお休み。最近ランニングの回数も距離も少なくなっているのがツライ。