五時四十五分起床。雨上がりの生ぬるく湿った空気が部屋の中ではさほど気にならないというのに外にはその湿り気が身にまとわりつく感じで息苦しくなるくらいではあるのだが、それ以上にのぼりかけた朝日が照らす微かにセピアをおびた青い空のありがたさ、というか、うれしさ、というか、そんな感覚のほうがわずかにまさる。鳥たちも気分が高揚しているのだろうか、鳴き声がいつもより大きく響く。
騒ぐ麦次郎をなだめながらゴハンを与え、さわぐコジコジを遊ばせながらカゴを掃除する。うっかり、今年最後の不燃ゴミの日だというのを失念していたので、二十年にわたり大活躍していたのだがそのぶん経年劣化したミキサーを処分する。ビニール袋に小分けにし、危ない刃の部分はしっかり保護し、とやっていたら、あっという間に三十分が過ぎてしまった。
麦次郎、皮下輸液170cc。非常に調子がよい。やたらと文句を言われるが。
午前中は年賀状書きに精を出す。
午後は妻と外出。ひさびさに代官山へ。ヒルサイドテラスで開催中の「YOHJI YAMAMOTO/モード写真」を観る。詳細別項。代官山、人が多かった。青山や表参道に行くと非常に昂揚し感度も高まるのを自覚するのだが、代官山はそうならないんだよなあ。やっぱり80年代な人なんだな、オレは。
荻窪であれこれ買い物をしてから帰宅。
夕食は崎陽軒のピラフ弁当とチャーハン弁当を夫婦二人でわけて食べた。