わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

2007-12-26から1日間の記事一覧

星野智幸『目覚めよと人魚は歌う』

日系ペルー人ヒヨの、非難される血。密生の母親である糖子の、無視される血。どちらも、否定される血。目覚めよと人魚は歌う (新潮文庫)作者: 星野智幸出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2004/10/28メディア: 文庫購入: 2人 クリック: 19回この商品を含むブロ…

松浦寿輝『方法叙説』

過去、数度購入しかけ、レジに持っていこうとしたがやめた作品。なぜなら、松浦の小説作品を読んだことがないのに彼の方法論(?)のエッセイを読んでも理解できないのではないか、と思ったから。 『川の光』読んだし、今月の「群像」に掲載されていた短編も…

小池昌代『タタド』

川端賞受賞作。本作は小説だけど、もともとは詩人なんだよね。タタド作者: 小池昌代出版社/メーカー: 新潮社発売日: 2007/07メディア: 単行本 クリック: 2回この商品を含むブログ (31件) を見る

イチジクの記憶

七時起床。寝坊である。六時三十分に起きるつもりが、目覚し時計をセットするのを忘れた。ここ数日、「めざましテレビ」の皆藤愛子を観なかったことへの天罰だろうか。……違うと思うが。 昨日は、医者に処方された便秘薬を飲んだ。朝昼晩食後に整腸剤と腸の動…