わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

朝食はそろりそろり

 五時四十分起床。舌の出血はすっかり止まっている。夜中に一度目が覚めたので洗面所の鏡で確認したが、大丈夫。ひとまず安心、だが油断は禁物。朝食はそろりそろりと食べた。

 昨日は働いたが、今日はオフ。午前中は掃除など。暑い。

 午後は妻と外出。府中市美術館「ほとけの国の美術」を鑑賞。目玉は「地獄極楽図」。地獄の絵は怖い怖いと思いつつも仏教の六道などほとんどわからないから、解説文をつい読み込んでしまい、ふーむ、なるほどと納得したりを繰り返してたのだが、同じような人は多いらしく、この絵の前はやたらに人でごった返していた。仙厓などの禅画、そして蘆雪の犬の絵も、よく知った作品ではあるが相変わらず楽しくて面白かった。この美術館のコレクション展も鑑賞。「色彩のイマージュ」というテーマで、黒、赤、青、黄、緑と色ごとの展開になっていた。おもしろい作品が多かったが、特に気に入ってしまったのが、山口啓介の「緑の柩−空に浮かぶ王の方舟」という作品。山口は八十年代後半から九十年代にかけて多くの「方舟」の絵を描いていたらしく、どうやらその一枚のようだ。絵の世界観、筆致、構図、色、あらゆる部分に、理由はわからないのだが惹かれてしまった。

www.city.fuchu.tokyo.jp

 

www.city.fuchu.tokyo.jp

 

jmapps.ne.jp

 

 

 

 

 

山口啓介