わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

それはおそらく職じゃない

 五時二十分。もう、ヤツの足音だけで目が覚めてしまう。リビングから出てきて、玄関に向かってまっすぐ伸びる廊下をテクテク。若いころほど足音に小気味よさはない。だが、年寄りゆえに引っ込まなくなっている爪の立てる、ちゃっちゃっちゃという音は、静まりかえった朝の家のなかに、笑ってしまうほどよく響く。やがてその音は止まり、つぎの瞬間に響き渡るのは、いつものアオオオオオーンだ。すぐにごはんを与える。オシッコも確認。変な習慣がついてしまったなあ。花子そっくり。ま、猫っていうのはこういう生き物なのだろう。

 ぷちぷちは相変わらず。東の窓から差す朝日の暖かさに興奮したのか、肝臓の病気のために薬を溶かしている水入れにドップンと飛び込み水浴びをしていた。ずぶ濡れで毛が体に張り付いてほっそりしてしまっているし、お腹の腫れはそのぶん目立ってしまっているし、そして何よりも体全体が薬くさいし、いいところがひとつもない。薬の水に浸かるのを止めさせようと霧吹きで水をかけてあげたが、水浴びをいっこうに止めようとしない。やれやれ。

 出かけるカミサンを見送ってから掃除をし、そして仕事。いちおう仕事はしているわけだが(いつもよりかなり忙しい)、カミサンを送り出し、掃除機をかけ、スーパーに行き、食事をつくる、というのは、明らかに主夫だ。だが頭の中で想像するのは主夫ではなく、やっぱりヒモなのだ。絶対になりたくない職業。でもすこし気になる職業。いや、職じゃないか。

 冷たい納豆そばで昼食。

 午後ももちろん仕事。今日予定していた部分が比較的早めに片づいたので、十六時半ごろから夕食をつくる。鶏トマトシチュー。

 夕食をつくりおえてから日本茶とおはぎで休憩。その後、ランニングへ。ちょっと膝が不安だったが、6.5kmを普通に走り切れた。38分35秒。前半はそろそろとスローラン。問題なさそうだったので中盤からは普通に走った。

 十九時四十分、カミサン帰宅。連日の横浜通いはつらいだろうなあ。昼食も変な時間にちゃちゃちゃっとしか食べられないらしい。

 夜は比較的のんびり過ごしている。眠い。

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鶏トマトシチュー作った。この連休、仕事と料理ばっかし。