わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

歩いて読む植物図鑑

 八時起床。昨日より天気はよいかもしれない。雲は多いが、延々と陽の光を遮りつづけるほどではない。掃除、片づけに精を出す。
 午後からカミサンと外出。一度行ってみたかった小石川植物園へ。ホントに都内か、というほど広大な敷地に多種多様な植物が植えられている。今はツツジが盛りである。十把ひとからげに「ツツジ」と言ってしまうが、じつは、というか当然ながら、多種多様な品種があることに気づかされる。ツツジ以外にも、サクラあり、梅あり、薬草あり、アヤメあり、針葉樹あり、広葉樹あり、と種類別にゾーンがつくられていて、百科事典をめくるような、動物園を歩くような感覚で植物を観ることができる。圧倒されたのは三本のヒマラヤスギ。やや赤みを帯びた太い幹が、一度江戸時代のおかっぴきが使う十手のように横へ伸びたかと思うと、垂直に曲がってぐんぐんと天に伸び上がってゆく。ハンカチの木も印象的だった。白い花びら(本当は葉らしい)が、白いハンカチを梢につるしたように見えた。カミサンは雑木林や雑草が茂る無造作なスペースが気に入ったようだ。もちろん、ぼくも同感である。
 茗荷谷の「ブラッセリー マリアージュ」でお茶してから荻窪へ。西友で買い物してから、インド料理店「ナタラジ」で夕食。
 帰宅後は疲れてしまい、一時間だけだが眠ってしまった。花子が股の間で丸まって寝ていた。一緒に寝ていたようだ。