わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

豊作/不作

 七時三十分起床。平日より三十分から一時間ほど寝坊した計算になるが、これだけの差でも気温の上昇は強く感じられる。昨日の目覚めより暑いな、と感じるのではない。ブワリと吹き出しパジャマを濡らしている汗の量や息苦しさをまず感じ取り、その理由が起床時間の差、すなわち気温の差なのだとようやく思い至る。まどろっこしい。
 午前中は掃除など。実家から大量に野菜が届く。クネクネのキュウリ、ちょっと小振りなゴーヤ、ちょっと割れかけた完熟のプチトマト、メロンほどの大きさの小振りなスイカ。電話では豊作だったと母は自慢そうに話していたが、なぜか家庭菜園で採れたものだけでなく、八百屋で買ったらしい野菜が混じっていた。
 昼食はソーミンチャンプル。ゴーヤはつかっていない。
 午後より昨日やり残してしまった仕事を片づける。夕方は阿佐ケ谷の七夕祭りに行ってみたが、とりたてておもしろいと思ったハリボテはほとんどない。巨大な布でつくったぶきっちょな仕上がりの一反木綿と、顔面に絆創膏を貼って某大臣を連想させた豚くらいか。不作。年々パワーダウンしているのに、どういうわけか訪れるひとの数は増えているように思える。おなじ時期にお伊勢様を祀る神明宮という神社(毎春、お札をいただいている)で行われるバリダンスのイベントもちょっと覗いてみた。こちらは本場の方が踊っているようで、およそ人間性を排除した不自然な動きばかりがカクカクと、あるいは滑らかに連続するあの独特なバリの舞踊は見ごたえがあったが、早々に会場をあとにし、家路についた。
 夕食は阿佐ケ谷で摂ろうと思っていたが、なんだか調子が狂ったので自宅で簡単に済ませた。