五時、花子が見当たらない。心配になり、探してみる。洗面所にいた。お水をくれと言っている。この猫は汲み立てでないと水を飲まない。古い水を捨て、すぐに汲み直してやると夢中になって飲みはじめた。先に布団に入って花子がこちらに戻るのを待っていたが、なかなか来ない。様子を見に行ったら、よたついた感じで戻ってきた。布団に入ると花子も定位置に戻ってくれたのだが、うっぐ、んぐ、んぐぐ、と妙な音をのどの奥から発しつづけている。どうやら水を慌てて飲んで、むせたらしい。うっぐ、んぐ、んぐぐはそれから一時間近くつづいた。
六時二十分、起床。
九時過ぎから仕事。先がまったく見えない。
夜はテレビ東京の路線バスの旅番組を観る。先の予測がつかない、おもしろい番組。