2008-07-01から1ヶ月間の記事一覧
姉妹三人でひな祭り。とにかく批判精神、というよりは既成概念的常識的な存在、その退屈さに対し「ケッ」と悪態をつく姿勢は本作でも炸裂。恋愛太平記〈1〉 (集英社文庫)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/11メディア: 文庫購入: 6人 ク…
四時、雨音で一度目を覚ました。堂々とした響き方。 六時起床。さて、ここで問題です。四時の雨音と六時の電子アラーム、どちらが快適な目覚めを与えてくれるでしょうか。 十一時三十分、六本木へ。某自動車教習所ウェブサイトの打ち合わせ。ブランディング…
テーマは「曖昧さ」だったのではないだろうか。恋愛感情の、男女関係の、記憶の、誕生の、生命の、種の、歴史の、曖昧さ。曖昧に曖昧が重なり多重化してゆくことで世界は構成されている。世界は曖昧。そして世界に対峙する「私」という存在もまた、曖昧。し…
夫婦関係の崩壊と生成が同時に語られている。恋愛太平記〈1〉 (集英社文庫)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/11メディア: 文庫購入: 6人 クリック: 11回この商品を含むブログ (53件) を見る恋愛太平記〈2〉 (集英社文庫)作者: 金井美恵…
六時十五分起床。ちょっとだけ寝坊。 朝のうちはさほど暑くなかったというのに、日中は汗が止まらなくなってしまう。毎年のことだが、四捨五入したらハダカといっても差し支えないファッションをしている女性を見るとうらやましくてしかたなくなる。 午前中…
やたら直線的だった『噂の娘』とは異なり、思い出話と現在進行中の事件とが錯綜する構成。それほど複雑な絡みかたではないからすんなり読めるが、絡ませずにこういうことをするというのは、かなりの技量が必要なはず。金井さんやっぱすごいや。恋愛太平記〈1…
六時起床。ここ数日、夜中にやたらと花子が甘えてくる。うれしい限りだが、そのつど起きて、飼い主の義務として愛情たっぷりにふっさりした腹だの首だのしっぽだのを撫でてやらなければいけないので少々寝不足気味。 午前中は某住宅メーカーパンフ。午後、本…
詩人・蜂飼耳の小説。蜂飼作品は詩も含めてはじめて。 遺跡発掘の仕事をする女性と、鮭の養殖場だかに勤める元ホモの男との、壊れそうな恋。なーんて書くと、ぜんっぜんぼく好みの作品ではないように思えるから不思議なのだけれど、そうでもないんだよなあ、…
朝子の離婚話から、雅江の子連れバツイチとの再婚話へと話は移る。 「暮らし」と「生き方」がごちゃまぜになったような書き方だなあ。恋愛太平記〈1〉 (集英社文庫)作者: 金井美恵子出版社/メーカー: 集英社発売日: 1999/11メディア: 文庫購入: 6人 クリック…
六時起床。今日もヘンチクリンな夢を見たのだが、さっぱり覚えていない。何かをこねくり回す、そんな内容だったような。 じわり、と身体の芯にゆっくりと伝わる暑さ。ほんの少しだけ蒸す感覚に息苦しさを感じる一方、妙な解放感もあるのだから不思議だ。梅雨…