わたしが猫に蹴っとばされる理由

文学・芸術・哲学・思想の読書&鑑賞日記が中心ですが、雑食系なのでいろいろ取り上げてます。猫もいるよ♡

カツオのガーリックステーキ

 猫に、一時間おきに起こされてしまった。五時五十分起床。夜中も明け方も気温が変わらないような気がする。
 仕事。朝から晩まで某案件のネーミングを考えつづける。商標調査をする必要があり、フツーの言葉はだいたい先に登録されてしまっているから、かなりの数を考えておかなければならない。70案目くらいで一度行き詰まったが、なんとか抜け出した。だが、100案を越すあたりまではなんとかなったが、130案目で完全に手が止まってしまった。一時的に引き出しが空っぽになってしまったようだ。しばらく時間をおけばまた出てくるだろう、ということで、130案分を商標登録の仮調査。といっても、ネット上に公開されている特許庁(だったっけ)の検索システムを使うだけだ。ぼくは弁理士ではないからこの調査に責任はもてないのだが、それでも考案したうちの2/3くらいは明らかにアウト。のこり1/3も、完全に重複がないものとなるとさらにその1/3くらいまで減ってしまう。残りはグレーゾーン。調査を終えたところで、アイデア出し再開。さらに30案ほど足してみたが、まだ納得できていない。もう少し作業したいところだが、これ以上時間がとれるかどうか。
 夕方、散歩を兼ねて買い出し。クイーンズ伊勢丹で「カツオのガーリックステーキ」なるものを買ってみた。どう見てもタタキにしか見えないのだが。帰宅後、食べてみたらまわりの火が通った部分からニンニクの香りがして香ばしかった。そういうことか。納得。

吉田秋生『海街diary(4) 帰れないふたり』

 1年ぶりくらいの最新刊。主人公は中学生のすずにほぼ固まった感じ。
 大人の恋愛と中学生の淡い恋愛が時折交差する。さらに、そこに父母たちの不倫経験(を子として見ていた自分の記憶)が重なる。そこでふわりと浮かび上がってくるすずの感情や思考が、下手な大人以上に大人びていて、グサリとココロを付いてくる。

海街diary 4 帰れない ふたり(flowers コミックス)

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海街diary 3 陽のあたる坂道 (フラワーコミックス)

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海街diary(うみまちダイアリー)2 真昼の月(フラワーコミックス)

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海街diary 1 蝉時雨のやむ頃

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すずちゃんの鎌倉さんぽ―海街diary (フラワーコミックススペシャル)

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吉田秋生の作品はこちら。