今朝も六時起床。外廊下に小さくいびつな水たまりが残っている。今朝も湿度は高い。
仕事。まあ今日は余裕をもって作業できるな、と思いつつも、朝から一時間ほど集中し猛スピードで作業する。十時、事務処理のため銀行へ。数カ所をはしご。ついでに荻窪のベーカリー「吟遊詩人」で、レンコンと肉味噌のパンなど総菜パンをあれこれ買ってから帰宅。蒸し暑い。Tシャツと素肌の間に夏の雨雲を閉じこめてしまったような感覚。
パンで昼食。レンコンと肉味噌のパン、歯ごたえと肉味噌のしっかりした味、そしてそれらをすべて支えるパンのうま味とがマッチしていて、驚くほどのうまさ。感動した。
午後は腰を落ち着けて作業。一本書き上げ、よし、これで今日の残り時間は事務処理をできるな、と思っていたら、新規案件が舞い込んできたりと、急に慌ただしくなりはじめた。
夕方、予約しておいた内科医へ。喘息の定期診断。喘息よりも高血圧気味なのを心配された。自宅で計測すると問題ないのだが、病院で量ると一気に高くなる。子どものころは病弱で病院やクリニックにはさほどよい思い出がなかったせいで、今でも緊張し、ゆえに血圧が上がるのか、と思っていたが、先生が言うには、高血圧を恐れている人がなりやすい、この傾向がある人は、最終的には高血圧症になる、と言っていた。なるほど。
夜は資料整理。
平野啓一郎「Re: 依田氏からの依頼」読了
「新潮」七月号掲載。時間の流れと意識のスピードがずれてしまった男の悲劇。ものすごくおもしろいのだが、感動しているわけではない。平野さんもそれを狙っているような気がする。
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2013/06/07
- メディア: 雑誌
- この商品を含むブログ (6件) を見る